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2014/08/17

「フタバスズキリュウ発掘物語」-八〇〇〇万年の時を経て甦ったクビナガリュウ 長谷川 善和<1>

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「フタバスズキリュウ発掘物語」―八〇〇〇万年の時を経て甦ったクビナガリュウ<1>
長谷川 善和(著) 2008/03 化学同人 単行本: 193ページ
Total No.3315★★★★★

1)福島県双葉郡川内村にある漠原人村の「満月祭」に参加して、より身近に「フクシマ」を感じることとなった。帰宅してから、いろいろ地図を見ていて、あらためて、浪江町と双葉町が全面的に帰宅困難地域として立ち入りが制限されていることを再認識した。

35865_2       福島県HP 「帰還困難区域迂回路情報」より

2)ふとその時、ちょうど一年前の夏、会津若松にある福島県立博物館を訪れ、 「対決!恐竜展 ティラノサウルスとトリケラトプス」という企画展を見たことを思い出した。震災復興ということで国立科学博物館から借りだした恐竜の立体模型を展示したコラボレーション展示だった。

3)あの時は、ついつい「有名な」恐竜にばかり目がいって、正直言って、常設館に展示されていた「フタバスズキリュウ」にはあまり時間を取らなかった。

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    福島県立博物館 企画展示室 2013/08 by bhavesh

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4)しかし、本当は、こちらのほうが、もっともっと重要なのだ、ということが、この頃になってようやく分かってきた。

5)フタバスズキリュウの命名の由来は、1968年に、当時高校2年生だった、鈴木直さんが、偶然に双葉郡の海岸付近でその脊椎の化石を発見したことに由来する。1968年と言えば、東京電力の原発施設の工事が始まる時期である。当時高校二年と云えば、私より2学年上のほぼ同時代の少年だった。

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6)今回の旅の上(↑)の地図を見てみると、双葉町は閉鎖されているが、この恐竜の骨が発掘されたところはどうやらその地域からは外れているらしい。かなり至近距離だが。私が住んでいる仙台からは東北道を郡山まで行き、そこから磐越道を東にくだり、いわきから更に北上しないといけないという、かなりな遠い地域になってしまっているが、行けないことはない。

7)私はどういう訳なのか、3・11の後、チキンの骨で恐竜のモデルをつくることにハマっている。(↓)これは私の制作によるものだが、ティラノザウルスは全長50センチ以上ある。20分の1スケールで制作したのだが、なかなかボリュームがある。

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8)そもそも私は、龍に興味があった。絵やら文献やら物語やらを、やみくもに検索していることが多かった。今回も「NO NUKES ONE LOVE」―いのちの祭り’88 Jamming book (1990/07 プラサード書店)p32に、ドラゴンの写真があったりすると、ドキッとする。

D000788年2月「出力調整反対、通産省行動」でデビューし、「2万人行動」、浜岡、六ヶ所村と駆け巡った龍神様。p32

Fb0039)勿論、龍は想像上の動物だが、縄文の時代から、人類の記憶としてDNAに深く刻印されたイメージであるようだ。それに比較すれば、恐竜の発掘などはわずか150年の歴史しかないが、科学の力は、その実体をより正確に、しかも地球規模のスケールで掘り起こし続けているようだ。いつの間にか、私の中の龍のイメージは、実際の恐竜の像に仮託されてしまったのかもしれない。

10)これは、大鹿村に棲むカズ(現・大鹿村中央構造線博物館学芸員)が1996/04に東北大で行われた地質学学会にやって来て同行した時、学会の出店で購入したものだ。当時小学生だった子供におもちゃとして預けていたものだが、最近になって帰って来た。

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11)はてさて、このような状況の中で、私はまた、チキンの骨でフタバスズキリュウの骨格モデルを作ることになるのであろうか。

<2>につづく

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