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2014/08/07

「満月祭」太鼓と精霊のお祭 福島県双葉郡川内村下川内 獏原人村 8/8~12

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「満月祭」太鼓と精霊のお祭
 福島県双葉郡川内村下川内 獏原人村 2014/8/8~12
Total No.3308★★★★★

1)お誘いである。もともと腰の重い私ではあるが、最近は年老いて、いよいよ出不精だ(デブ症でもある)。こういう時に、ひょいひょい乗っかって行く軽さが本当は欲しい。

2)ということで、今年は何日間か参加しようかな。

3)獏原人は、2012年2月の朝日新聞の記事「プロメテウスの罠」で思い出した。「足に土―原人・アキラ  須貝 アキラ 追悼集」やまびこ編集室 1998/9)をめくりながら、やっぱり、グループもぐらや獏原人を想った。

4)知る人ぞ知る、この獏原人コミューンは、今や世界的にも稀なるコミューンだ。世界の現代地球人文明を危機に陥れている原発狂想曲の迷妄に、もっとも至近距離から睨みを利かせる対峙勢力、カウンターカルチャーの最々先端である。

5)奇しくも、福一原発の稼働期間とほぼ同期間、原発からわずか30キロほどの山中で、若者文化としてのコミューン活動が連綿と続いてきた。ざっと40年と考えていいだろう。世代で考えれば2世代に及ぼうという長期間だ。

6)「満月祭」は何時のころからか、毎年行われている。かくいう私が参加したことあるのは、ざっと今から20年程前のことであった。最初にこの土地を訪れたのはさらにその20年前の1972年のことである。ふ~~。

1972

7)正確を期せば、橋本農場、グループもぐら、獏原人と、微妙に位置は移動しているようだが、外部から見ている私などにとっては、それらは全体として一体の動きのように見えていた。

8)はてさて、なにはともあれプログラムを見てみると、なにやらいろいろある。コンサートもありそうだし、太極拳とかソーラーパネルの展示販売もあるようでもある。食事用の出店もあるようだ。

9)この手のイベントは、あまり先入観を持たないで、出会いがしらに楽しむに限る。私なら、せいぜい一人分のビバーク用のテントとシュラフ、あとは食事に必要なキャンプ用品を持っていけばいいだろう。

10)小さなソーラーパネルは、この様な時のために用意したMA-551が役だってくれるだろう。ケータイとかスマホ程度のものならこれで十分チャージできるはずだ。

11)ところで現地はイーモバイルなどのLTE回線は使えるだろうか。ざっと考えれば、なんだか無理そうだが、準備はしていこう。ネットが繋がらなくても、そこに沢山の仲間がいるわけだから、コミューンの中を歩いていけばいいだけだがね(笑)

12)心配は、天候ですな。暑いなら暑いなりに夕立が、台風なら台風なりに大雨と大風が来そうかな。来たら来たでなんとかなるはず。最低、車に逃げ込めばなんとかなるだろう。

<2>につづく

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21)さすらいの夏休み」カテゴリの記事

コメント

veeraさん
日本には70年前後から、沢山の、いわゆる「コミューン」が活動しました。すぐ消えたものもあるし、さらに立派になって今日まで拡大発展して来たものも複数あります。さまざまに変質してしまったものがほとんどですが、この漠原人には独特のもにがあります。
その歴史の長さ、そのネットワークの広がり。実に素朴な表面的な形だけみたら、簡単に見逃してしまう深い意義があります。多分、ここに集う人々は、そのところに魅力を感じているのでしょう。

投稿: bhavesh | 2014/08/07 21:22

すてきな記事を、ありがとうございました。80年代になると、もうそれっぽくするのが恥ずかしい、というのがありましたけれど、それっぽいというのと、それそのものというのは違いますよね。それそのもののご紹介をありがとうございました。ご縁を感謝いたしております。

投稿: veera | 2014/08/07 18:03

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