「マルチバーシティ・ジャパン」 多次元的な「新人類」の星へ<3>科学、芸術、意識
「マルチバーシティ・ジャパン事業」 多次元的な「新人類(New
Man)」の惑星へ 科学と芸術と意識の融合のためのビジョン <3>
マルチバーシティ・ジャパン MVJ 2004/06 A5版 12P mixiコミュ PDF版あり
★★★★★
「科学」、「芸術」、「意識」。このトリニティは、当ブログの骨格ともなっている根幹である。「意識」の部分は、他に、哲学とか、宗教とか、いろいろ当てはめる方法があるようだが、当ブログも「意識」のほうがピッタリくると思う。
そう思うのは、お互い、OSHOの門下にあってみれば、ルーツは同じなのだから、当然と云えば当然である。
「科学 SCIENCE 科学者のように、正確で客観的であること」p2
さて、科学と言えば思いつくことが様々あれど、当ブログの読書履歴としては、原子力発電とインターネットが、現代科学の二つの大きな話題であり、大きな課題であると認識している。原発に対する科学の姿勢としては小出裕章氏の研究やライフスタイルが、一番説得力があるようだ。
科学の面からばかりではなく、経済的に考えても、人道的に考えても、当ブログとしては反原発、脱原発の道を選ぶしかないと判断しているし、おそらくマルチバーシティが発展する形の世界においては、当然そうでしかないと考えている。
インターネットについては言わずもがだが、当ブログとしては、スティーブ・ジョブズの人生の軌跡が、実にみごとだったと思う。新しい技術については、常にオープンでいたいが、またチェック機能も十分働かせたい。
「芸術 ARTS 詩人のように感じやすく、愛に満ちていること。」p2
芸術と言えば「農民芸術概論綱要」の宮沢賢治を思い出す。思ったり、感じたりすることを、作ったり、表現したりすることは、重要な人間的な価値観である。創造的であることは、人間の基本的な資質であろう。
この分野では、当ブログの読書履歴としては、ゲーリー・スナイダーに影響されるところが大きく、特に3・11大震災後の混乱期には大変な力をもらった。他、山尾三省やヘルマン・ヘッセなどにも共感するところが多かった。
身近なところでは竹馬の友、石川裕人が常にそばにいてくれたのは大変有難かった。歌い、踊り、祭る、そのような芸術活動こそ、日常の最も大事な人間的な活動であるべきだ。
「意識 CONSCIOUSNESS 神秘家のように自らの実存に深く根ざしていること。」p2
この部分は、なかなか極めてデリケートな部分であり、最初から、瞑想という単語で括ってしまうと、それからが続かなくなってしまう。日常の中に、ひとつひとつの神秘を体験していくということがもっとも大切になろう。
3・11大震災前の当ブログのカテゴリは「メタコンシャスネス」というところを走っていた。意識を意識する、というある意味、コンシャスネスに偏り、もたれかかった状態だった。そこから、3・11で当ブログは一気にカテゴリ「森の生活」へと矯正された。
この分野においては、ZENや、マスターOSHOやチベット密教などが、何事かを切り拓いてくれるだろう。
「科学」、「芸術」、「意識」。この三つを柱とし、どこにも偏らず、常にバランスを取りながら、より中心にいることができるなら、それこそが、当ブログの目標でもあり、このマルチバーシティ企画書の、もっとも言わんとするところであろう。
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