「世界のエコビレッジ」 持続可能性の新しいフロンティア ジョナサン・ドーソン<4>
「世界のエコビレッジ」 持続可能性の新しいフロンティア<4>
ジョナサン・ドーソン/緒方俊雄他
日本経済評論社 2010/09 単行本 145p より抜粋
★★★★★
最近、ごく近くに「エコビレッジ」を標榜する会社ができた。名称から推測するに建築業、あるいは住宅ハウスメーカーである。
おそらく、関係はないだろうが、ずっと気になっているので、突撃取材を試みることにした。対応してくれたのは、若き技術者とも見える営業マン。この「世界のエコビレッジ」の表紙を見せながら、「何か関係ありますか?」と、ダメモトの質問してみる。
両手を振りながら、あーそれは全然関係ありません、とのことだった。だろうね。だけどまた、どうしてこの会社名をつけたのだろう? と疑問をぶつけてみたら、あ~、それは社長がつけまして~、ということだった。
特段に、この本でいうところのエコビレッジとは違って、そもそもが高断熱高気密といったエコハウス中心の住宅が得意で、まぁ、自分の会社で作ったハウスで村ができたらいいな、くらいの意味であろう、と推測した。
そもそもは福島県内にあった住宅メーカーらしいが、新しいマーケットを求めて次第に北上してきたようだ。何はともあれ、このようなネーミングが一般的になっているのだなぁ、とあらためて感心した。
すぐ近くの住宅展示場にモデルハウスもあって、そういえば2年前くらいに、そちらもお邪魔して、内覧させてもらっているのだった。ソーラーシステムを標準装備していたり、天井を高くして空気の循環を考えたり、壁の材質をどうとか、いろいろ説明を受けたが、基本、よくある住宅メーカーのひとつ、ということであろう。(応対してくださった方々ありがとうございます)
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