「マルチバーシティ・ジャパン」 多次元的な「新人類」の星へ<4>山の椒におけるトリニティ
「マルチバーシティ・ジャパン事業」 多次元的な「新人類(New
Man)」の惑星へ 科学と芸術と意識の融合のためのビジョン <4>
マルチバーシティ・ジャパン MVJ 2004/06 A5版 12P mixiコミュ PDF版あり
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さて、この科学、芸術、意識のトリニティを、現在の山の椒のリアリティの中でほどいてみると、どういうことになるであろうか。
「科学 SCIENCE 科学者のように、正確で客観的であること」
現在の山の椒においては、すでに電灯線も配線され、光ファイバーも配線されている。別段にオフグリッドなどと気どらなくても、すぐにでも、電気があり、通信がある環境を得ることはできる。
しかし、それでいいのか、という戸惑いがある。すでにある電気回線は最小限に活用することとして、より低電力で過ごせる環境の模索があっていいだろう。そして、みずから電力をつくる工夫も大切になってくる。
ソーラーシステムは当然としても、環境としては風力発電も可能であり、水力発電も可能である。これらもまた投資をいとわなければ、直ぐにでもそれらを得ることができる。しかし、それでいいのか。

廃材や簡易システムを利用して、さまざまな工夫やアイディアを基として、より安価で、楽しみながら、システム構築していく方法の模索があっていいだろう。
通信回線についても同じことが言える。すぐにコンテナハウスに光ファイバーを繋いで、WiFiエリアを作ることは可能である。ただ、それでは、山の椒14万坪全体にWiFiをいきわたらせることは無理である。
将来的には全域で4GやLTEと言った高速無線回線が使えることがよいと思われるが、今は実験的な通信テストをやっているところである。一部キャリアのモバイル環境なら大丈夫のようだが、仕事として高速回線を必要とする人々にはストレスが残りそうだ。
もっとも電磁波過敏症などに気を使っている人々にとっては、現在の山の椒は、逆説的な言い方にはなるが、きわめて電磁波からは守られているエリア、ということになる。
「芸術 ARTS 詩人のように感じやすく、愛に満ちていること。」p2
山の椒にいると、おそらく誰もが創造的な刺激を受けるだろう。あれもしたい、これもできる、ということになる。絵を描き、歌を歌い、踊りを踊る。あるいは自然を観察し、作物を実らせ、野性の動物たちの気配を感じる、ということを、したくなる。
森は人をしなやかにし、詩人のような感受性を高めてくれるだろう。

おそらく、山の椒には、プロジェクトがいくつも立ち上がるだろう。そして、それらにはきっと完成とか終着点とかはないだろう。次々と生まれる創造的な刺激は、常にやってきて、それぞれの個性に合わせて、その楽しみ方が、常に新しい形で体験されることであろう。
自然を学び、自然を愛することが、他人や自分を愛すること繋がり、全体意識へと拡大していくだろう。
「意識 CONSCIOUSNESS 神秘家のように自らの実存に深く根ざしていること。」p2
さて、コンシャスネスと来れば、まずは瞑想スペースがどうなっているか知りたいところだ。基本、山の椒は、全体が瞑想スペースということができる。すでに、コンテナハウスやティピーばかりでなく、テントや、青空の下が、瞑想やセラピーの施設として使われ始めている。
満天の星空のもとでアンドロメダ銀河を体験することもできるし、蔦の絡まる温室を、瞑想スペースとして使うこともできる。
常住座臥が常に瞑想であるという理解に立てば、薪を割り、水を運び、草を刈ることそのものが瞑想であると言える。
山の椒に、人々がやってくるなら、学びもセラピーも瞑想も、自然とハプンすることだろう。一人であることの大切さを学び、他人を愛し、助け合うことの大切さに気付いたとするなら、それはもうすでに、私たちは神秘の世界に入っている、ということになるだろう。
おそらく、「マルチバーシティ事業」として書かれた企画書の根幹は、十分、山の椒に置き換えることができる。
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