最新実例&実践手作りウッディハウス―小屋の作り方がわかる本/工房、趣味部屋、ガーデンハ (Gakken Mook)
「最新実例&実践手作りウッディハウス」―小屋の作り方がわかる本/工房、趣味部屋、ガーデンハス (Gakken Mook)
2013/2/7学研パブリッシング ムック 113ページ
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みんなの共有スペースであり、みんなのベースキャンプになるであろうコンテナハウスの方向性も大体見えてきた。窓をつけ、薪ストーブが置かれ、床や家具類が揃ってくれば、あとは、集まって来る人々の嗜好性によって、すこしづつ変化していくことだろう。
さて、自分専用の、そして一人だけの小屋を作ろうとしたら、どのようなものがいいであろうか。自分の中では、3年前に立てたテントが実にジャストサイズだと思っている。
ただ、そもそもが古い化学繊維とアルミのポールで出来ていた古いテントなので、一週間ほど不在にしていると、いつの間にか強風や風雨にやられて、ぺしゃんこになってしまうのだった。
そこで気分も新たに、木組みで補強し、
延命を図ったのだが、所詮はビニールでできているので、ちょっとしたはずみに裂けてしまったり、金具が取れてしまったりした。これではいかん。なんとかしよう、としているうちに、月日ばかりが経過してしまった。
自分の中では、何となくあのサイズとあの形が気に入っていたので、あのハウスを再現する方法を考えてみる。これは、ボール紙で作ったイメージだ。あのテントはもうすでに廃棄処分にしてしまったが、シートの部分の半分は残っている。
実際に計測してみると、結構大きい。たしかにこれだけのスペースがあれば十分だが、本当にこれだけの大きさが必要か。それに、テントなら安く済むが、実際に耐久性のあるものを、それなりの資材で作るとするならば、それなりの資金も必要となる。
そこで、スケールダウンして、一回り小さなサイズを考える。これなら、強度の問題も、資金の問題もかなりクリアされるが、多少、面白味にかける嫌いがある。それに、住居スペースだけではなく、多少の工具や身回り品も収納しておくには、これで足りるだろうか。
ちょっと前までは、現実化しないことをいいことに、むしろ自由に理想を追いかけていた。本当は、このような大きな窓が欲しいのだ。
だが、矛盾するようではあるが、バーナード・ショーの小屋のような、とても小さな小屋にも魅力を感じてしまう。鴨長明や元祖・森の生活のディビッド・ソローのハウスのことも気になる。
しかし、そもそもオーナーは、震災前、このような高さの建物を計画していたのだった。その気宇壮大さには驚かされる。残念ながら、この建築は、震災の影響で休んでいる間に実行できなくなってしまった。
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