« 「タイニーハウス」―小さな家が思想を持った レスター・ウォーカー<1> | トップページ | 「ホビット 思いがけない冒険」2012年上映 »

2014/12/27

「おとなのiPhone 」高橋 浩子<4>おとなの・・・

<3>からつづく

Photo 
「おとなのiPhone」 一目置かれる使いこなし術 <4>
高橋 浩子(著), パソカレッジ(監修) 2014/5 技術評論社 単行本(ソフトカバー) 208ページ
★★★★★

 本来であれば、この本、わがブログにおける「2014年下半期に当ブログが読んだ新刊本ベスト10」(2014/12/22発表)の上位にランクインする筈の一冊だったのだが、人気本で、私まで順番が回ってくるのが遅くなり、今頃になってやってきた。それでランクインを逃したのである。それだけ人気のある本なのだろう。

 内容については、一部、中身検索でネットで立ち読み済みなので、だいたいどういう構成になっているか分かっていた。読めばきっと面白いだろうが、絶対読まなくてはならない、という本でもないだろう、とタカをくくっていた。

 しかし、実際に一冊この本を手にとってみれば、これは、と気付くところがたくさんある。この本が人気がある理由がわかる気がする。

「iPhoneの電話が出んわ 意外に戸惑う電話の取り方」p18
「携帯とiPhone 今さら聞けない電話機能の違い」p20
「電話に『出られない』『出たくない』 そのときどうする?」p22

 ああ、実は、このあたり、6plusでようやくiPhoneビギナーになった私は、戸惑いまくっていた。いや、ガラケー以外にも、すでにスマホは暫定的に3台使っていたが、すべてアンドロイドだったし、そもそもスマホを通話には使っていなかった。

 今回はメールも、通話も、ネットも、あわよくば客先へのプレゼンも、iPhone6plusですませるかどうか、というテスト中である。通話ごときに引っ掛かっていてどうする、と思うのだが、やはり、違いは違いとして歴然としてあった。

「iPhoneを通じてパソコンとネットにつなぐ テザリングで仕事もはかどる」p130

 今回、私がiPhoneにしたのは、ここをやりたかったからである。しかも、キャリアはD社に限る、という縛りがあった。つまり特定位置からのつながり具合がやはりD社が一番良い、という結論を得ていたからである。その結果は、大満足だった。しかし・・・

 iPhoneとノートパソコンをつなぐ方法は、①WiFi ②Bluetooth ③USBという3通りがあります。テザリングはiPhoneにとって体力を使う仕事です。①は手軽で高速ですが、かなりバッテリーを消耗します。②は①に比べると消耗度はずっとましですが、速度が遅くなります。③は充電しながら使えるので安心ですが、ケーブルが必要です。p130

 というあたりはノーチェックだった。テザリングの本格的運用はこれからだが、今のところは、客先でWiFiでテザリングしてiPadでのプレゼンというのがほとんどだ。時間はせいぜい30分程度であるので、バッテリーのヘタリもそれほどでもなさそう。

 だが、これから、森の中で、長時間にわたってパソコンを繋いで、ブログでも書こうという時は、あっと言う間に一時間二時間は過ぎ去ってしまうはずである。この時は、はやりUSBケーブルが一番効率がいいだろう。その時のために、練習しておかなくては・・・・。

「iPhoneと一緒なら アウトドアもワンクラス上に!」p160

 「遠くに見えるあの山はなんていうの?」「この花は何?」「あの星座は?」なんて聞かれても、相当な達人でない限りなかなか答えられないもの。そんなときはアプリの力を借りて、iPhoneに教えてもらいましょう。p160

 はぁ、なるほど、そういう使い方もあったか。iPhoneアプリがあるなら、きっとアンドロイドなどでもあるはずであり、iPhone独占という訳ではないだろうが、ポケットにインターネットを入れるということは、百科事典を持ち歩くのと一緒であり、なるほど、こういう使い方があるんだな、と感心しきり。

 画面に映る山の名前を教えてくれる「AR山1000」(無料)や、かざした方向の星座がわかる「Star Wailk」(無料/300円)、撮影した花の名前を教えてくれる「花調べ花認識/花検索」(700円)といった、一緒にいる皆が賢くなるアプリがiPhoneにはたくさんあります。p160

 どれだけ有効か、無料か有料か、など気になるところではあるが、そのうち余裕がでてきたら、ぜひ使ってみたいアプリ群である。

 その他、
「iPhoneと一緒なら『男の料理』がさらに楽しく」p154
「ブルーライトが身体によくないと聞きました。対策法は?」p180
「iPhoneがない!そのときどうする?」p188

などなど、気になる記述が多く書いてある。結局は、「おとなの・・・」とおだてつつ、「今さら聞けない・・・」とか「サルにもわかる・・・」とかいうのと、同じような解説本なのであろう。

 まぁまぁ、自尊心を傷つけられずに(笑)、なんとかiPhone入門しようとするのなら、この本は、まずまずかもねw

 もっと、精読しよう・・・・・(爆)

<5>に続く

|

« 「タイニーハウス」―小さな家が思想を持った レスター・ウォーカー<1> | トップページ | 「ホビット 思いがけない冒険」2012年上映 »

20)絆の都」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「おとなのiPhone 」高橋 浩子<4>おとなの・・・:

« 「タイニーハウス」―小さな家が思想を持った レスター・ウォーカー<1> | トップページ | 「ホビット 思いがけない冒険」2012年上映 »