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2014/12/10

「OSHO:アメリカへの道」<12>

<11>よりつづく


「OSHO:アメリカへの道」 <12>砂漠の実験都市・ラジニーシプーラムの誕生と崩壊の真相
マックス・ブレッカー /「Osho:アメリカへの道」プロジェクト 2005/10 和尚アートユニティ /めるくまーる 単行本 552p
★★★★★

 プロジェクト567の結末は、意外な形で、早急に進んだ。

 OSHOは言う。

仏陀はそれもまた完全な<光明>ではないと言う
一つを考えるためにには必然的に二、三、四、五のことを考えなければならないからだ
ただ「一つ」と言うだけで、全数列を持ちこむのにじゅうぶんだ
「一」が定義されたら、必ず「二」をそのなかに持ちことになる

「一」と言うことはどういう意味か?
あなたは「不二」と言わなければならない
だから、「一」は少なくとも、その定義づけのためには「他」を必要とする
その「他」は以前としてどこかに隠されている
それはまだ完全には消えていない

もし私がそこにいるとしたら、そのときあなたもそこにいる
それは完全に消えることはできない
「私」は「あなた」を必要とする
「私」自身が完全に存在するためには、「あなた」が必要だ
「私」は「汝」と二つ一組でしか存在しない
この二つは共にある
「我--汝」はひとつの現実だ


そこで、仏陀は「私」も消えなければならないと言う
そうなったら三位一体はすべて消える
究極の体験においては、三もニも一もない
それは純粋な大空だ

無、非在、非実体だ
それはゼロ、シュンニュータだ 
「ダイヤモンドスートラ」p719 Osho 「完全に光明を得た者」

 一オクターブ目の567は、見事に無化された。二オクターブ目は、実はこうだった。

567
 いみじくも、「ダイヤモンドスートラ」から始まっていたことに、今さらながらに気がついた。おそらく、この7つのステージも、いずれ無化されるに違いない。

 当ブログのセンスで言えば、次は「Osho:アメリカへの道」 砂漠の実験都市・ラジニーシプーラムの誕生と崩壊の真相(2005/10 和尚アートユニティ /めるくまーる)へと流れていくことになるだろう。 

<13>につづく

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