「デジタルデトックスのすすめ」「つながり疲れ」を感じたら読む本 米田智彦
「デジタルデトックスのすすめ」「つながり疲れ」を感じたら読む本
米田智彦 2014/02 PHPエディターズ・グループ 単行本 p173
Total No.3369 ★★★★★
IT と瞑想を対峙させたなかなか良い本。出版社はPHPグループ。なるほどね。この組み合わせなら分かる。著者は1973年生まれの男性。私たちより世代は一つも二つも違うので、その世代の人達が読む本としてはいいのではないだろうか。
1990年代から、世界中のデジタルカルチャーをいち早く取り上げてきた雑誌「WIRED」の日本版(Vol.9) では、「瞑想せよ。仏の教えをハックせよ シリコンヴァレーが、いままた『禅』にハマる理由」というタイトルで、 Googleの瞑想への取り組みを紹介する記事が掲載されました。p19「デジタルデトックスはなぜ必要か?」
デトックスとは解毒の意味だとか。この言葉に大きな意味があるわけではない。つまりはネット繋がりをすこし休みしてみましょうよ、という提案である。かつての「デジタル・ストレス」から、この手の本はよく出てくる。要望があるからでてくるのだろうが、まぁ、この本が突出しているわけではない。
ITと瞑想を対峙させているという意味では、2014年において目立っているかもしれないが、10代より、瞑想もITも大好き人間の私としては、まぁ、このような本から新たに得る情報はほとんどない。だが、今、こうしてこのような振り返りがあるのだ、という事実を確認できることは嬉しい。
若い人達、ひょっとすると瞑想なんてしらない、あるいは悪い先入観を持っているような人などは、いちどこのような本を読んで、虚心坦懐に瞑想で「デトックス」するのもいいだろう。お勧めしたい。
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