「日本経済の真相」 高橋 洋一

「日本経済の真相」 【2014年度版】消費増税でどうなる?
高橋 洋一(著) 2014/05 KADOKAWA/中経出版 単行本: 191ページ
No.3398★★★☆☆
1)「ビットコイン」のキーワード検索でひっかかた一冊。この本、小さな本で、コンパクトな一冊である。Q&A形式で、全体が簡潔にまとめられているが、今回は、他の部分は割愛する。
2)この「採掘」というのは、ネット上のコンピュータを使ってビットコインの取引記録をつくるけっこう面倒くさい作業だ。「ビットコインが適切に取り引きされるために必須な作業」に対する「対価」として、ビットコインをもらえるという仕組みになっているわけだ。ここにビットコインのユニークさが見られる。p159「これが経済ニュースの真相だ!」
3)この本はコンパクトではあるが、他書に見られないような、ちょっと入り込んだ情報も収められている。
4)もしビットコインが社会的に意味のあるものならば、この事件を乗り超えて、いずれ仮想通貨として定着するだろう。そのためには、規制当局が角を矯めて牛を殺すような変な規制は避けなければならない。
取引記録が残るという性質上、厳密に言うとビットコインは不正利用しにくいが、匿名性が強すぎるという意味で当局としてはたしかに不愉快な存在でもある。ビットコインの量が相対的に少ないうちは、金融市場や貿易に与える影響は少ないが、大きくなりすぎれば通貨当局ににらまれて潰されることも考えられる。
しかし、利便性の高さなどから支持する人はなくならないし、供給量のコントロールによって一定規模に収まるため、結果的に当局からにらまれる度合いも低い。
したがってビットコインは安心できる地位に落ち着く、というのが私の予想である。p166「ビットコインはある程度の地位を築くかも・・・」
5)小さな本だけに、こまかいところの説明はカットされていることが多い。それでも、ここの説明は、いまひとつ納得がいかない。当局から睨まれる、睨まれない、という表現は、どうも腑におちない。それは、こちらが、いわゆる「当局」を超えて、革命的なものに発展していってほしい、という期待があるからだろう。
6)それにしても不思議に思うのは、これらビットコイン関連本は、2014年の春に集中して出版されていることである。その前にでていないのは、それなりに理解するとしても、それ以降、なぜに一斉に火が消えたように、関連本が出版されなくなったのか。
7)単なるブームだったとは思えないのだが。
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