「合本 極道辻説法」今東光
「合本 極道辻説法」
今東光 2013/12 ソニー・ミュージックダイレクト CD2枚 113 分
No.3451★★★★★
1)「極道辻説法」(1977集英社)、「続 極道辻説法」(1977/07集英社)、「最後の極道辻説法」 (1977/12集英社)、が合本になってCD化されたもの。このCDが出たのはもとレコード化されていたものとは言え2013/12であるという。それだけ愛された人物だったということだろう。
2)現在、当ブログは「Yahman Osho」カテゴリを進行中である。残り3分の1だが、はてさてどういう道行きになるかと見ていたら、ここにもうひとりのOshoがやってきた。このカテゴリ、ここでこの人に締めてもらってもいいかもなぁ。
3)この本、何度も読んでいるので、内容はほとんど聞いた内容だが、声がなんとも若い。最初、誰かが吹き替えているのかと思ったが違う。いやぁ数え80歳の御仁にしては、なんとも声が若くて活舌が見事である。
4)べらんめい調だから、もっとメッチャクチャのような印象があったが、どうしてどうして、言っているのは実にマトモ。こんなにマトモであったか、と二度びっくり。
5)日本の最初の神智学といわれる今武平の息子にして、場合によってはクリシュナムルティの身代わりに「マイトレーヤー」になったかもしれない人物だ。そして大本の出口王仁三郎に見染められて、その後継者にさえなったかもしれない人物でもある。
6)マイトレーヤでも大本でもなかったが、天台宗の大僧正にして平泉・中尊寺の住職であった。決してマイトレーヤにも大本にも負けない存在になられた方である。
7)優しみがあり、まさに宗教家である、と思わせる。何度聞いても素晴らしい。
| 固定リンク
「19)Yahman Osho」カテゴリの記事
- 今日の気分はこの3冊<11>(2015.04.24)
- 「市民農園体験記」<4>土づくり(2015.04.22)
- 「なまえのない新聞」N0.186 きこりの<星の遊行群>前史(2015.04.06)
- 「せんだい市史通信」第35号 「”せんだい”の原風景を訪ねて」(2015.04.06)
- 「かわいい隠れ家」 ミミ・ザイガー(2015.04.06)
コメント