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2015/04/16

プレムバヴェシュの孫たちとの対話 <49>幼稚園なんかいかない

<48>からつづく  

「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」 

<49>幼稚園なんかいかない

1)あんなに楽しみにしていた幼稚園も、いざ入園式が終わって、毎日通園、ということになると、毎朝葛藤がおきる。突然「幼稚園なんかいかない」と暴れ出す。園の制服に着替えさせるのも一仕事。

2)幼稚園が楽しくないのかな、とも思うが、どうやらこの現象は、我が家の内孫だけの現象ではないらしい。一足先に幼稚園に行っている外孫の場合もやっぱりそうだったということだし、あちこちからそういう話題が聞こえてくる。

3)昨日も母親と自転車で通園の予定が、暴れに暴れて、結局私が車で「強制」通園ということにあいなってしまった。大暴れだが、幼稚園の玄関で先生に手渡され、いつ電話がくるかとヒヤヒヤしていたが、結局、最後は笑顔で、母親の自転車の御迎えで帰宅した。

4)聞くところによれば、制服を着るのを拒み、パジャマ姿で通園する子供もいるらしい。すでに中年になっている私の甥は、幼いころ幼稚園のフェンスを乗り越えて自宅まで帰ろうとしたところを保護されたこともあったらしい。その彼も今や医師となり、三人の子供を抱えて、通園拒否問題に直面しているのかもなぁ(笑)

5)私の時代には近所で幼稚園に通う子供はほとんどいなかったので、いきなり小学校に入学したのだが、やっぱり登校拒否は起したなぁ。ただし、ずる休みは一回もなし。はしかの時に法定休学日数に休んだだけ。中学校も無欠席だった。

6)あの時、この子が学校に行きたがらないのは、学校や先生になにかあって行かないのだ、と家族が判断していたら私は学校を休んだのかもしれない。登校拒否や不登校はすでに一般化していて、珍しい現象ではないが、私自身や家族の問題としては直面したことはない。だから身にしみて、その問題が分かってはいない。

7)しかしまぁ、孫の通園がうまくできるようになったら、やっぱり、またこの問題からは遠ざかってしまうのだろう。だが、その逆の場合もあり得るだろうな。

<50>につづく

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