「市民農園体験記」<1>やってみよう
市民農園体験記
<1>やってみよう
1)前々から近くの簡易郵便局に張ってあるポスターがず~っと気になっていた。4~5年、いやもっと前から気付いていた。毎年張り替えてあるのだが、この春先の数カ月だけ張ってある。市民農園とやら、へ~、そんなものあるのかいな。
2)それらしき近くまで行ってみるのだが、どうも見つからない。まぁ、見つからなければどうでもいいけど・・・。それでずっと過ごしてきた。だけど、今年のポスターはすこし気が入っていた。リキが入っているというか。う~ん、これは電話だけでもせねば・・・。
3)行ってみたところ、そこは、以前、私も至近距離までは行っていたのだが、もうちょっと先の小道を入った竹林に囲まれた一角だった。ああ、これはいいね。貸農園というのもあるが、どうもマンションの中の空き地を耕すのはちょっと落ち着かない。ところがこっちは、まるで農園風景だね。
4)距離もちょうどいい。いつもウォーキングしているのと同じくらいの距離。ちょっと方向が違うし、途中の風景も違う。というか、こちらのほうがずっといい。
5)気になるのはお値段。安いのか高いのか相場が分からないが、一区画で、一ケ月あたり1000円程。ああ、これなら失敗しても、途中で厭になっても諦めることができる範囲だ。ということで、さっそく契約。
6)200区画ほどあって、開いているのは10区画ほどだとか。場所もいろいろだ。通路の側、奥まったところ。ちょっと広めのところ、竹林に近いところ。最初契約だけしておいて、あとは数日、家族を連れていったりして、思案の結果、一番よさそうなところに決めた。
7)今日は陽気に誘われて、さっそく自転車で移植ベラと余っていたタネ袋を持ってサイクリングしてきた。肥やしを入れたり、タネを選定する必要あるのだが、まずはやってみよう。自宅に余っていた古いタネの余りと、入園のプレゼントとしてもらった竹粉の堆肥を鋤き込んでみた。
8)古いタネは芽がでないだろうが、近くで作業していたおじいちゃんがホウレンソウのタネを分けてくれたので、それも試しに播いてみる。でるだろうか・・・ワクワク。
9)実際に畑に立ってみると、とてもすがすがしい。汗もかく。いろいろとイメージも湧いてくるよ。
10)広さは十分と言えば十分、狭いと言えば狭い。しかしながら、拡張したり増やしたりすることも可能だというし、とりあえずスタートはこの程度で十分。そもそもリクレーションなのだ。
11)のんびりいこう。
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