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2015/04/23

「堆肥づくりハンドブック」有機・無農薬の野菜づくりに必携―おいしい野菜ができる 野菜だより編集部

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「堆肥づくりハンドブック」有機・無農薬の野菜づくりに必携―おいしい野菜ができる
野菜だより編集部(編集) 2012/08 学研パブリッシング  単行本 146ページ
No.3474★★★★★

1)Q:堆肥と肥料って同じものじゃないんですか? p18「堆肥と肥料のQ&A」

2)おっと、これがこの数日の私の?だった。何がどう違うのかな? いやこれにはズバリの答えがありました。

3)A:同じものではありません。堆肥は野菜づくりに向いた土にするための土づくり資材。一方、肥料は野菜が生長するのに必要な栄養です。p18同上

4)目から鱗。こんな基本的なことも知らないのかね、と自分で笑う。ということは、私はいままで土つくりのほうに目が行っていて、まだ「肥料」のほうには重点が行っていなかった、ということだ。

5)肥料は、野菜が育つために必要な養分を畑に補給するためのものです。野菜を育てる前に、畑に肥料を施しておきます。
 肥料には化成肥料と有機肥料がありますが、有機栽培で用いるのは有機肥料です。よく使われるのは、米ぬか、油かす、鶏ふん、などです。これらの有機肥料には、野菜が育つために必要な要素である、チッソ、リン酸、カリウムなどが含まれています。有機肥料を畑に適量施しておくと、野菜は養分を吸収してよく生長します。
p19「野菜が育つための栄養を畑に補給するのが肥料。

6)いままでわが農園に鋤き込んだのは、竹チップ肥料1体、牛ふん2体、鶏ふん1体、自家製コンポスト堆肥1体、というところ。牛ふんと鶏ふんは同じ種類のものだと思っていたが、牛ふんは堆肥で、鶏ふんは肥料ということか。だとすると、肥料はまだまだ足りないな。堆肥はままぁだろう。

7)Q:有機肥料と化成肥料の違いを教えてください。p24同上

8)そうそう、この辺もキチンと抑えておこう。

9)A:速効性があるのが化成肥料。有機肥料は、微生物にゆっくり分解されてから野菜が吸収します。p24同上

10)苦土石灰や888などの化成肥料を使わないと農業はできないよ、といわれればそれまでのことだが、基本的に、あの手の肥料を見ると、いつも体が固まってしまうんだよな。どこか投げやりになる自分、攻撃的になる自分がいる。これはなにかあるなぁ、と思っていたが、やはり私の市民農園は有機肥料でいこう。

11)プロ農家が使うには便利なのは化成肥料ですが、家庭菜園では有機肥料をおすすめします。化成肥料は効きがよいので、肥料を与えすぎると野菜が弱るので注意が必要なうえ、土にダメージを与えます。

 ひと雨降ればドカンと効く化成肥料を使うよりも、微生物を増やし、微生物の力を借りて穏やかに効く有機肥料を使うほうが、ビギナーでも野菜づくりを難なく楽しめるでしょう。p25同上

12)なるほど、ビギナー中のビギナーの私には有機肥料が向いているということだ。

13)Q:いろいろある有機肥料。どれを使えばいいでしょうか?p26同上

14)だよな。ここんとこ聞きたい。

15)A:米ぬか、油かす、鶏ふん・・・ 窒素、リン酸、カリウムのバランスがいい米ぬかがおすすめ。p26同上

16)なるほど、米ぬかとは意表を突かれた。個人的には米ぬかは見慣れたもので、あれが最適とはこれまた不思議であるが、ひょっとすると肥料とするには、なにかの加工が必要なのかもしれない。

17)元肥には米ぬか、追肥には速効性のある発酵鶏ふん、こんなふうに使い分けてもよいでしょう。また、育てる野菜によって、有機肥料を組み合わせて、自分流のブレンドをしておいしい野菜を育てることができます。p26同上

18)元肥、追肥、の存在はちょっとだけ意識していたが、いままで、私は元肥と堆肥を混同していた。いまは元肥料の段階だから、米ぬかをいれるのがいいわけだ。鶏ふんは追肥向きなのか。

19)「有機石灰」 すべての野菜に使用。酸性に傾いた土地を中和するために、畑にすき込む。カキ殻石灰のような有機石灰は、効果が穏やかに永続きする。効き出しもゆっくりのため、タネまきや植え付けの2週間前までに鋤き込んでおくといい。春に1度すき込めば十分だ。p28「肥料の使い方」

20)園芸店にも「カキ殻石灰」なるものが売られていた。これが有機石灰だから、有機農法では使えるということになる。それしても、苗の植え付けは今度の連休あけと考えているので、今はちょうどその二週間前ということになる。

21)Q:肥料はどのくらいの量を使ったらいいのですか? p30同上

22)そうそうここだよね。どんだけ入れればいいの?

23)A:畑の場合も、「腹八分目」の状態がベスト。おいしくて健康な野菜が育ちます。野菜の種類や土の状態で量を加減します。p30同上

24)この腹八分目が分からない。

25)野菜によって肥料の適量がありまう。肥料は米ぬかや油粕を使う場合、ホウレンソウやコマツナなどの小さな葉物野菜なら、1㎡あたり200~300gを目安し、大きな葉物野菜、果菜類、根菜類なら1㎡あたり500gをおおよその目安にします。

 逆に、サツマイモ、カボチャ、エダマメなどのように、肥料が多いと枝葉ばかり茂って身が収穫できなくなる野菜もあるので注意しましょう。p30同上

26)市民農園の一区画は18㎡。ということは全体で18㎡×300gとしておおよそ5㎏。1㎡あたり500gとしても10㎏もあれば十分ということになる。

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27)当農園で使用したのは、牛ふん2袋に鶏ふん1袋。それに竹チップ材が1袋と、あとは自宅で作ったコンポスト堆肥である。鶏ふんは15㎏ではあるが、土壌改良剤とある。牛フンは40ℓの表示が。これではなにがなんだかよくわからない。

28)肥料の全量をそっくりそのまま畑に施すと肥料過多になってしまう恐れがあります。なぜなら、畑には前作の野菜の食べ残した肥料が残っている場合が多いからです(これを”残り肥料”と言います)。p30同上

29)おいおい、何がなんだかわからなくなってきたぞ。

30)また、肥料効果のある手づくりの生ゴミ堆肥をす込んだ場合にも、肥料の量を控える必要があります。p31同上

31)あらら~。「葉の色が濃い場合は肥料過多の証拠!」なんて書いてある部分もある。これはまぁ、係の人にでも効きながら、思考錯誤しながら、やるしかないのだな、結局。

32)Q:肥料をどうやって与えればいいのですか?
   A:肥料を根から離れたところに埋めておく「割り肥」がおすすめ。肥料焼けも防げ、野菜が元気に育ちます。
p33同上

33)上手に野菜を育てている人に共通するのは、肥料が少なめということです。そこで肥料の効きすぎを心配するなら、必要な肥料の全量を一度に施さず、植え付け前に肥料の半量を施し(元肥)、後の半量は野菜の様子を見ながら追加していく(追肥)方法がおそすめです。p33同上

34)なるなる~~。まぁ、やってみるしかないな。

35)Q:ボカシ肥料ってどんなものですか?
   A:米ぬかなどの有機物を発酵させた肥料です。効き出しが早く、効果が長続きするので、元肥にも追肥にも使える万能肥料です。
p34同上

36)ここんともゆっくりやってみよう。

つづくかも

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