「続・男はつらいよ」 第2作 山田洋次監督
「続・男はつらいよ」 第2作
山田洋次(監督) 渥美清(出演), 倍賞千恵子(出演), 1969/12 松竹 DVD 93分No.3482★★★★★
1)ミヤコ蝶々役の母親と30年ぶりの再会。30年ぶりか。寅もまだこの時点で30歳ということだ。若いなぁ。
2)寅の時代を追っかけ、寅に追いつき、寅を通り過ぎても、寅はいつまでも寅だ。いつの間にか、私は寅の倍の年齢になってしまった。
3)1969年12月。時代は沸騰して、いよいよ70年という時節。映画館では、このような映画が上映されていたんだなあ。
4)それにしてもミヤコ蝶々も名演技だ。「どこに好き好んで自分が産んだ子を捨てる親があるもんかい。」
5) 1969年12月。あの頃、私はバスケット部を退部して、新聞部に移るかどうか、とても悩んでいた頃だ。制服自由化運動や、生徒会の代議員制度への移行などで、校内は揺れにゆれていた。
6)高校生の私たちから見れば、この寅の世界は、ず~っと年上の人たちの世界だった。当時なら、まるで接点のない世界であっただろう。
7)当時見ていたのは、「イージーライダー」とか、「書を捨てよ街に出よう」 とか、そんな類の、若者向きの、ちょっと反体制的な映画だった。寅も反体制的とは言えるが、高校生が見るような映画ではなかった。というか、高校生の私は、この映画を愛せるほど、成熟はしていなかった。
8)寅は何度みてもいいな。魂の癒しになる。私にとっての仏典か聖書のような存在かもなぁ。
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