「男はつらいよ」 第21作 寅次郎わが道を行く 山田洋次監督
「男はつらいよ」 第21作 寅次郎わが道を行く
山田洋次(監督)渥美清(出演), 倍償千恵子(出演), 1978/08 松竹 DVD 107分
No.3500★★★★★
1)大型連休で他の家族が全部出払ったことをいいことに、この10年途中だった、「男はつらいよ」全48作の録画DVDの整理に挑戦した。録画しただけで、ラベルもなにも書いていないので、場所ばっかり取って、振り返ってみる機会もない。
2)そこでさっそくひとつひとつ作品を見てみることにした。最初は手元にあるものからパラパラと見ていたが、数作後には、やっぱり第1作から、と順番に見始めた。2枚ほど欠番があるが、これは図書館から借りてくればいい。
3)途中でちょっとまたまたとびとびにはなってしまったが、現在のところ全作品の3分の1を通り過ぎ、2分の1へと差し掛かるところ。この21作もなかなかいいなぁ。木の実ナナが熱演。浅丘ルリ子のリリーもいいけど、「夕焼け小焼け」の大地喜和子もよかった。しかし、作品としては、こちらも負けてはいない。いい作品だ。
4) 1978/08と言えば、私はインドにいた。プーナの川のほとりの映画館で、「2001年宇宙の旅」を見ていたころだろう。
5)タイトルの「寅次郎わが道を行く」もいい。胸を張っての「わが道を行く」では決してない。惑い、悩み、行きつ戻りつしながらの「わが道を行く」なのである。
6)木の実ナナの他に、武田鉄也の青年役もいい。この時点ではもうすで寅は40代。武田鉄也にしたところで、もうすでに30前後であっただろう。こちとらインドでようやく24才になったばかりの年男だった。映画の世界に追い付くにはまだまだである。近づけば近づくほど、どんどん先に行ってしまう、寅ワールドだ。
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