「男はつらいよ」 第14作 寅次郎子守唄
「男はつらいよ」 第14作 寅次郎子守唄
山田洋次(監督) 渥美清(出演), 十朱幸代(出演), 1974/12 松竹 DVD 104 分No.3494★★★★★
1)1974/12か。子守唄はまだ早い。リアルな私たちのコミューンでは、この半年後に子供達が生まれた。自宅出産だったから、みんなで勉強会をした。私はマジメではなかったが、すごい体験ではあった。
2)この作品もみた記憶がない。
3)全国叛文化合宿から、星の遊行群、そしてその機関紙の発行。そしてミルキーウェイ・キャラバン95へ。青春の怒涛の毎日だった。
4)急スピード、急ハンドル、バトルの連続。まだ、この段階では寅の世界のほうが先行しているかな。だが、ほぼリアルな世界では、ギリギリ接してきていたのではないだろうか。
5)この作品から下条正巳おいちゃんになる。第14作から48作までずっと。
6)この作品も初めてみるような印象。「男はつらいよ」全48作、これをただ一片の作品としてみたほうがいいようだ。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」でも読むような気分。
7)赤ちゃんはいいよなぁ。大好き。いまじゃ、孫を抱っこしている身だが。
8)この作品のなかでは、寅は40の設定だ。リアルな自分は20才だから、ダブルスコアなのか。無理だなぁ、ピッタリの摺り合わせは。
9)サクラとヒロシのアパートには毎回チラチラと足踏みミシンが登場する。狭い部屋の窓辺に鎮座している。
10)リアルに寅次郎と肩を並べるタイミングは来るだろうか。
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