「男はつらいよ」 第7作 奮闘篇 山田洋次監督
「男はつらいよ」 第7作 奮闘篇
山田洋次(監督) 渥美清(出演), 倍賞千恵子(出演), 1971/04 松竹 DVD 92 分
No.3487 ★★★★★
1)おや、この作品には、またミヤコ蝶々がでてくる。第2作のミヤコ蝶々は覚えていたが、こちらにもでていたとは覚えていなかった。
2)若い女性のホットパンツ姿もでてきて、当時のファッションをよく伝えてくれる。
3)そう言えば、スティーブ・ジョブズも養子で、生みの父親とは結局和解しなかったな。
4)親子の再会の場となる帝国ホテルの部屋も、いまとなってみれば、インターチェンジのそばにあるビジネス・ホテルとなんら変わらないね。
5)もうすぐ40に手が届く、ということは、もう寅は37~8くらいだろうか。
6)ラーメン一杯、80円だ。
7)前作が 1971/01公開なのに、こちらは1971/04に公開。わずか3ヵ月で制作されていることになる。
8)東京から青森まで列車で3000円くらいだとか。なるほど、たしかに1971年当時なら、夜行のドン行とか使えば、仙台から上野まで1000円くらいで行ったような記憶があるなぁ。
9)1971/04といえば、ちょうど、生徒会の会長選に立候補した頃ではなかっただろうか。結局は、4人中3位で落選だったが。
10)人生、何がなんだかわからない時代だったなぁ。「朝日ジャーナル」特集:ミニコミ’71---奔流する地下水1971/03/26号がでて、私のミニコミも紹介されて、一気に世界が広がった時代だった。新しい船出の時期だった。
11)サクラとヒロシのアパートが一万五千円だ。確かにこの一年後に借りた雀の森のアパートの家賃も、一万五千円だった。
12)青森弘前の風景も、今みると、また趣きがまた違う。この1年後には私はヒッチハイクでこの地を訪ねることになるのだった。
13)マツダボンゴバンが走っている。
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