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2015/06/24

「クラインガルテン計画」<4>放射線濃度不検出

<3>からつづく

「クラインガルテン計画」

<4>放射線濃度不検出 目次

 梅のデータがでてきた。約1キロの梅を種を取って可食部分だけをこまかく切ったあと、フードプロセッサーで細かくし、およそ3時間かけて調べたという。国の食料の基準値は100ベクレル/kgだそうだ。

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 結果は、セシウム137、134ともに「不検出」である。つまり調査機器の精度があり、ある一定程度以下は精確に調べることができないらしい。測定下限値は約1ベクレルだから、少なくとも国の基準の100分の1以下。自然界にも存在しているというから、これは、少なくとも、今回計測した分については、なんの問題もない、ということになる。

Img_6066

 これでまず、この梅たちについては、問題がなくなったわけだ。たしかに3・11直後よりは放射線量は減っているし、時間も経過して、セシウム137以外の半減期の短い放射線については、考慮しないでもいいかもしれない範囲におちついてきているだろう。

Img_6179
 それでは、というので、なにはともあれ、七色畑にする畑の土壌を改良する意味でも、まずは籾がらを鋤き込んでみることにした。この土地はもともと水はけが悪い。これは暗渠排水などを考えなければならないが、まずはとにかく、始めるしかないのだ。

Img_6103
 いよいよ本格化したら、玉葱のマルチ栽培をやりたい。気がつけば、今、あちらこちらの畑では玉葱が実って収穫時期にあたっている。この地の天敵はハクビシンだそうだが、ハクビシンは玉葱にいたずらはするのだろうか。

Kg7

 このドイツのクラインゲルテンの画像は当面の間、イメージリーダーになってくれそうだ。

<5>につづく

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