「モンサント」――世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業 マリー=モニク・ロバン

「モンサント」――世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業
マリー=モニク・ロバン(著), 戸田 清(監修), 村澤 真保呂(翻訳), 上尾 真道(翻訳)　 2015/01　作品社　単行本  565ページ
No.3534★★★☆☆

１）図書館の新刊本コーナーで見かけた本。市民農園体験も始めたことだし、このような悪名高き無国籍企業の実体にも敏感にならざるを得ないと思って、パラパラ初めてみた。しかし、どうも数十頁のところで止まってしまった。

２）そんな時、他のSNSで日刊ゲンダイ（2015/05/某日）に掲載されたという書評が紹介されていた。おお、他にも読んだり、気にしている人もいるんだなぁ、と、仕切り直して完読しようと思った。だが、やっぱり挫折した。

３）「重量感あふれる本であるため、なかなか読み進めることができなかった」とか。この書評家の印象からしてこのようなものである。

３）最近は、ズルイ奴は何処までもズルイなぁ、と嘆いてみるものの、どうも、そのような輩の「悪事」を暴いたりすることにエネルギーが湧いてこない。読んでいるうちに、悲しくなりすぎる。　困ったもんだ、と人知れず嘆いていることがほとんどだ。

４）この問題について、もうすこし簡略で、分かりやすい本が出てきたら、再取組みすることにする。捨ててはおけない。