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2015/07/14

居心地のいい「ミニハウス」---羨望の35軒 「可笑しな小屋」 ジェィン・フィールド=ルイス<5>

<4>からつづく

ジェィン・フィールド=ルイス (著), 松井 貴子 (翻訳)  2014/01 二見書房 単行本: 155ページ

 またまたこの本を開いていた。

 クリープ・ウェストは<チェルシー・フラワー・ショー>で3度の金賞に輝いたガーデンデザイナー。そう聞くと、彼の庭はさぞ完璧で整然としているにちがいない、と思うだろう。ところがご覧のとおり、彼の市民菜園と3つの小屋は、まるで廃屋。クリープは不完全なものやそのその場での思いつきを楽しみ、自然と一体となった庭づくりを愛しているのだ。

 ときには、あえて種が風に飛ばされたかのように植物を植えたりもするという。そんなクリープの思いは、小屋に対しても同じ。思いついたら即つくり始め、あとは手に入った素材を見て考えるのだそうだ。p82「菜園のオアシス」

Ko7

 おやおや、ここで市民菜園という言葉にであうとは思わなかった。というか、いつの間にか刷り込まれて、私はついに市民農園にまで連れていかれたのかもしれない。

 一つめの菜園が年月とともに成長し、増殖をつづけたいまでは、クリープの菜園は隣接する4つの区画に広がっている。

 「小屋がなかったら生きていけない」と話す彼は、いま4つめの小屋をつくっているのだとか。

  ロンドン近郊の王立公園のそばにある市民菜園は、看板もない入口を抜け、赤レンガの壁にはさまれた細い通路を進んだ先にある。熱い夏の日に見かけるのは、ゆっくり流れる川の近くで涼むシカの群れ・・。ここは、都市の喧騒のなかにひそむ緑のオアシスなのだ。p83同上

 今回、あまた数あるなかのこの一枚の写真に目がとまったのは、この小屋のドアが気にいったからだった。数日、ドア探しをしていた。どうもいまいち気にいったドアがない。なにか手作りで作ってやろうかな、と思っていた矢先、このドアを見つけたのだ。

 うん、これでいいのだ。これなら、私にも作れるし、気にいるはずだ。わが市民農園は構築物は作れないので、クラインガルテンのほうに夢を繋いでいる。

Img_6914_4

 今日の気分はこの三冊、そこに割り入ってくるこの本の魅力は、ただ事ではない。

<6>につづく

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