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2015/07/16

「2013年版 間違いだらけのクルマ選び」徳大寺有恒他

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「2013年版 間違いだらけのクルマ選び」
徳大寺有恒(著), 島下泰久(著), 穂積和夫(イラスト) 2012/12 草思社 単行本(ソフトカバー): 256ページ
No.3560★★★★☆

1)図書館に行って思いだし、もっと新しいヴァージョンを探したのだが、この年度のものしか残っていなかった。まぁいいだろうと、借りてきた一冊。この本が気になりだしたということは、そろそろ新しい車が欲しくなり始めた、というべきか。

2)そう言えば、現在のハイブリットセダンも間もなく5年目の車検を迎える。目立った損傷もなく、大きな不満もないのだが、時代が進めば、それとなく他の車も気になってくる。

3)5年乗って、不満と言えば、もし四駆だったら、もっと活動範囲は広がったかな、ということと、高級ステレオシステムやバックソナー、それに最新のナビもいいかなぁ、というあたり。しかし、それはほんのトッピングに過ぎない。基本私は現在の車に満足している。

4)この前は、ベーシックリッターカーを11年で乗り潰した。その前はセダン型ワゴンで9年、更にその前は中型ワンボックスで8年と軽セダンの組み合わせ。それぞれに、家族構成の成長過程を見ながら、ベストチョイスしてきたつもりだ。その前は、軽ワゴンを乗り継いだ時代もあったし、更にその前は中古の小型セダンだった。

5)決して車嫌いではないが、そんなに頻繁に買い替えるほど車マニアではない。間に合えばそれでいいのだが、車という奴は、やはり年式が古くなればヘタってくる。修理したりするよりかは、新車に乗り換えたほうが、結局は割安になるのだ。

6)ただ自分の年齢も考えなければならない。還暦を過ぎたばかりとは言え、最近、どうも周囲のアラウンド65歳の人々の交通事故が気になってしかたない。今まで長年安全ドライバーだったのに、急に事故ったりする。それは、個人的なものではなく、加齢が引き起こす現象なのだ。65以上の免許証返還の動きも、妥当性なしとはしない。

7)今のハイブリットセダンに特段のヘタリもなければ不満もないので、あと十年乗ろうと思えば乗れるかもしれない。とするなら、私のマイカー所有歴の最期は、この車で終わりとなる。まぁ、それもいいかなぁ、と思う。

8)しかし、敢えて、人生最後の車、おそらく、65歳から75歳くらいまで乗る車を想定してみる。どんな車がフィットしているのか。そしてその時代に、どのような車がフューチャーされているのか。

9)まず、私は軽自動車は厭だ。若い時に長いこと乗っていたせいもあるが、どうも安全性が気になる。経済的に見せておいて、決して経済的ではないのも軽自動車だ。勿論ワンボックスもオフローダーも乗らないだろう。敢えていうなら、セダン型の電気自動車だろう。

10)ところが、その前提で考えるとまだまだ車種は充実していない。日産リーフは第一番に気になるところだが、スタイルがいまいち気にくわないだけでなく、距離が伸びない。それほど長距離を走るわけではないが、潜在力としての長距離走行性は、例えば、災害から逃れて遠く移動する、なんていう状況の想定では、まず不合格である。

11)中途半端なハイブリットなら今の車で十分だし、ディーゼルなんて選択肢は、敢えて考えていない。スポーツ2シーターとか、ドイツ車だとか、目先を変えることは可能だが、だからどうした、ということになる。本質的になんにも変わっていないではないか。

12)65歳から、10年間乗る車として、今想定するとすれば、今のハイブリットセダンに四駆をつけて、しかも軽量のキャンピングトレーラーを引っ張れるくらいの馬力が欲しい。そして、ハイブリットは限りなく電気自動車に近づいて行って、自宅の屋根上にある太陽光システムで充電できるようになってほしい。

13)横滑り防止とか、バックソナーとか、あるいは自動停止装置、あるいは自動運転システムなど、最先端の装備は特に必要ない。その時代でそろそろ枯れ始めたかな、というお得なシステムがリーズナブルについていればそれでいいのだ。

14)リーフはスタイルがいまいち好きになれないし、日産というブランドには過去に懲りているので、敢えて人生最後の自動車であってほしくない。スバルも悪くないが、燃費がなぁ~。ホンダは、どうもあのインテリアがダメである。落ち着かない。三菱は車種が少ない。マツダは、これまたあのスタイルが・・・・。

15)そして、国産車以外となると、ちょっと目立ち過ぎて、わが業務にはフィットしない嫌いがある。私の選ぶ車は、街並みに溶け込んで、すっかり埋没してほしいのだ。まったく目立たない車がいい。いついつ、どこどこを走っていたでしょう、なんて後から言われるような車はもう勘弁願いたい。

16)まぁ、ここまでくると、おのずと車種もメーカーも決まってくるのだが、まぁ、先の話ではある。その時代に、おお、これだ、これこそ漠然と私が求めていたものだ、と納得できる一台に出会いたいものだ。

17)この本はシリーズのなかでも3年前4年前のものである。もうすこし新しいバージョンにも目を通して、数年かけて、少しづつ選択眼を磨いていこうと思う。

18)今回この本を読んで思ったことは、類書がある中で、やはり著者徳大寺有恒の文章は素敵だな、ということ。車選びのセンスは、ちょっとついていけないが、文章は大好きである。私はこの人の文章の書き方に、ひょっとするとかなり影響を受けているのではないか、と感じた。

19)こんなに上手には書けないが、彼が車を見ている目と、私が図書館の本を見つめている目に、どこか共通項があるように思う。一人称であること。理想が高そうでいて、結局は、おざなりな結果になること。ひとことケチをつけないではいられないところ。ちょっと気どった言い方をしたつもりなのに、なんだかピラピラのミーハーであること。

20)長い間、この人の本には目を通してきたので、影響を受けていない筈はない。あるいは、どこかそもそものポジショニングが似ているのかもしれない。

21)あるいは読者にそう思わせるところが、結局は著者の高級テクニックなのであって、私は、それにまんまと嵌められてきたのだろう。まぁ、それはそれで、私は満足だな。すでに故人となった著者に、あらためて哀悼の意を表します。

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