「市民農園体験記」<28>ぼかし肥の仕込み
市民農園体験記
<28>ぼかし肥の仕込み
精米してみると、30キロのコメから、2.7キロの米ぬかが出来た。なんと玄米の9%とは米ぬかなのである。これを活用しない手はない。
さっそく、米ぬか、油かす、鶏ふん、そして水分を練り合わせて、ぼかし肥を作ってみる。数週間前にはすでに一度作っているので、要領はだいたいわかっている。
米ぬかを出し、
鶏ふんや油かすを重ねる。
スコップでよくかき混ぜながら、水分を加える。固くなく、ゆるくなく、握れば固まり、放せばパラパラと落ちる程度。勘どころである。
うまく混ぜ合わせたところ、土嚢袋にゆるく詰める。
今回は、15キロ程度のものが4体できた。これを、雨のかからない軒下におけば、自然と発熱し、発酵するので、あとは切り返しを何回か行なって、数週間後に出来上がりである。
土嚢袋を使っているので、袋の中心は発熱しているが、周囲は乾燥して固まりつつある。
手でほぐしたり、時にはハンマーで打ち砕きながら、何度も切り返す。
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