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2015/07/11

「市民農園体験記」<28>ぼかし肥の仕込み

<27>からつづく 

市民農園体験記 
<28>ぼかし肥の仕込み

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 精米してみると、30キロのコメから、2.7キロの米ぬかが出来た。なんと玄米の9%とは米ぬかなのである。これを活用しない手はない。

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 さっそく、米ぬか、油かす、鶏ふん、そして水分を練り合わせて、ぼかし肥を作ってみる。数週間前にはすでに一度作っているので、要領はだいたいわかっている。

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 米ぬかを出し、

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 鶏ふんや油かすを重ねる。

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 スコップでよくかき混ぜながら、水分を加える。固くなく、ゆるくなく、握れば固まり、放せばパラパラと落ちる程度。勘どころである。

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 うまく混ぜ合わせたところ、土嚢袋にゆるく詰める。

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 今回は、15キロ程度のものが4体できた。これを、雨のかからない軒下におけば、自然と発熱し、発酵するので、あとは切り返しを何回か行なって、数週間後に出来上がりである。

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 数日したら、発酵状態を確認しつつ、切り返す。

Fullsizerender
 土嚢袋を使っているので、袋の中心は発熱しているが、周囲は乾燥して固まりつつある。

Fullsizerender2
 手でほぐしたり、時にはハンマーで打ち砕きながら、何度も切り返す。

Fullsizerender5
 それをもう一度袋に戻して、いましばらく屋根の下で発酵させる。

Fullsizerender7

<29>につづく

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