「無農薬のミニ菜園入門」中山草司

「無農薬のミニ菜園入門」
中山 草司(著)1988/4 大泉書店 単行本: 218ページ
No.3554★★★★☆
1)いま、農薬を使わない野菜の有機栽培が、ひそかなブームを呼んでいます。安心して食べられる新鮮な野菜を、あなたの手でつくってみませんか。
畑がなくても、家の周りのわずかな空き地や”貸し農園”、プランターなどを利用した”ミニ菜園”が楽しめます。表紙見返し
2)この本もまた、必要にして十分な一冊であり、この一冊さえあれば、かなりのことが分かり、実践できる。もしこの本の出色な部分があるとすれば、実に今から37年前に出版されている、ということだろう。
3)当時まだまだ「ひそかなブーム」であった有機無農薬は、21世紀の「いま」では、市民農園などのミニ菜園では「あたりまえの常識」になっている。これだけ、世の中は「進歩」している。
4)こまかい、ひとつひとつについては、訂正されたり、更新されたりする部分もあるだろうが、基本はまったく今日に直接つながっている内容である。
5)むしろ、このような内容の農法が、化成肥料、農薬重視、機械合理化の波で、忘れ去られていた、ということ自体がおかしいのである。
6)商品化、換金化、均一化の波のなかで、農業は著しく変化してしまった。それらのモノカルチャーのなかで、反旗を翻したのが「ミニ菜園」の、市民ひとりひとりだったことは感慨深いものがある。
7)もっともっと古い本もあるだろうが、現在の当ブログの読書歴のなかでは、貴重な位置を占める一冊。
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