「解き明かされる日本最古の歴史津波」<22>雷神山古墳
「解き明かされる日本最古の歴史津波」
<22>
飯沼勇義 2013/03 鳥影社 単行本 p369 飯沼史観関連リスト
★★★★★
雷神山古墳 宮城県名取市
東北で最大の前方後円墳は、戦後開かれたニュータウンとしての住宅街のとなりにある。
そう言われてみなければ、気がつかないほど、自然林を利用した形で存在する。
小高い後円部の頂上に登ると、小さなお社が祭られている。
深い言われは分からないそうだが、昔から雷神が祭ってあるという。そこからこの古墳は雷神山古墳と名付けられた。
古墳全体が公園化されていて、家族連れで楽しむ参拝客は絶えない。
頂上からは、太平洋を望むことができ、おそらく遺跡ができた時代には、海岸線の一直線がはるかに見渡すことができ、また平野からこの古墳を見上げた時には、その雄大な姿が際立っていたことだろう。
仙台市街地も遠望でき、ここが地政的にも重要な位置であったことを示しているようだ。
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