「市民農園体験記」<35>長雨つづき
もうすでに10日以上、太陽が顔を見せていないという。長雨つづきで、せっかくのトマトもひび割れている。来年はビニールで屋根をかけよう。これでもまだスープの材料とかにはなるかも。
相変わらず正体不明のあいつはすくすく伸びている。どうやら台木に使われた南方系のかぼちゃらしい。一個とばかり思っていたが、垂れ下がってもうひとつ成長していた。
ナスはそろそろ終りかな、という雰囲気だが樹勢はまだまだある。下枝や脇枝をカットして、すこし背高にしてみる。うまく行けば、秋なすびが楽しめるはずなのだが。
シシトウやピーマン、パプリカの類も、下に植えたサツマイモの勢いがつよく、蔭に隠れてしまったので、背高に作りなおし。
いつになったら実がつくのかと楽しみにしていた枝豆も、サヤだけはでき始めた。このままチャンとなってくれたら、中秋の名月に楽しめるのだが。こちらでは9月の満月を豆月さま、といい、10月の満月を芋月さま、という。
頼まれもしないのに何処からかやってきた赤シソは元気がいい。なんとなく花も咲きそうだ。奥さんはシソの実を楽しみにしている。
トウモロコシの蔭になって成長が芳しくなかったサトイモも、ここに来て元気がよさそうに思う。このままうまく育ってくれれば、暖かい煮物が頂けるはず。
静かにどっしりとカボチャも鎮座している。すでに集荷したものを合わせると3個の収獲。12月になれば、冬至カボチャとなって、家族みんなにふるまわれることだろう。
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