「わがボタニカルライフ」<8>ニホンタンポポ
<8>ニホンタンポポ
この植物をもまた、わがボタニカルと呼ぶには、ちょっとおこがましいかも。
阿武隈川の土手に咲いていた根っこを我が家の庭に移植してすでに20数年。すっかり我が家の家族同様であるが、特段にお世話をしているということではない。
ただ、在来種として、西洋タンポポの来襲からひっそりと身を守り続けるには、我が家の庭は適していた、ということになろう。
違いは、その色と額の付き方である。色はやや白く、淡い。額は垂れ下がっていない。
春になると、突如という感じで現れ、かなりの生命力を見せるが、季節が過ぎて夏ころになると、すでに雑草の中に紛れてしまう。それでも、根は深く張り、来年もきっと花を咲かすのだ。
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