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2015/08/22

「自然農の野菜作り」栽培に役立つ基本的作業の実践例 映像企画

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「自然農の野菜作り」栽培に役立つ基本的作業の実践例
映像企画 2015/07 映像企画 DVD 48分
No.3570★★★★★

1)「自然農の野菜作り」DVD/Blu-ray が出来ました!
ご協力下さった皆様、本当にありがとうございます。
初心者には分かりやすく、経験者には成る程、こうすれば良かったのか…と再認識して頂ける内容となっております^^
沖津さん、山田さん、岩野さん、本当にお世話になりました。
...

自然農の理が静かに広がって行く一助となればと思います
http://www1.linkclub.or.jp/~amal/index.html

ご希望の方は齊藤までご連絡下さいね。
お待ちしております!
2) SNS繋がりの齊藤 範子さんのご紹介である。実はこのDVDまだ見ていない。近いうちに見るかも知れないが、見ないで終わってしまうかもしれない。というのも、私の心はかなり揺さぶれているからである。
3)次の文章はやはりSNSで流れてきた文章で、まだ友達になっていないひとの文章なのだが、とても気になるので、全文お借りしておきます。
4)無肥料は飽食時代がもたらした新しい思想

肥料を使わない自然栽培や自然農は、木村秋則さんの奇跡のリンゴをきっかけに、近年少しずつ浸透してきています。この栽培は大変素晴らしいことですし、農家さんにとっても消費者にとっても非常に原始的で、価値あるものだと思います。 

しかし、この栽培が通用するのは、あくまで現代のような飽食時代が成り立っているからこそ付加価値作物として存在しているのであり、人類の農耕の歴史で見れば、近年誕生した新しい思想であることがわかります。... 

無肥料栽培を過剰に評価したり、肥料を使用する他の栽培方法を蔑視したり、否定したりするのはとてもナンセンスなことです。なぜなら、人類は常に飢餓と隣り合わせにして、空腹と闘ってきた歴史があり、作物の収量をあげるために肥料を使ってきたからです。 

有史以前の農耕社会では、その作物を重要な食糧源として考慮している限り、全世界を見渡してもほとんど肥料を使用しています。また、私たちの先祖に近い暮らしをしている未開の先住民族(ここでは農耕民)の栽培を見ても、ほとんどが肥料を使用しています。パプアニューギニアの高地に住む先住民はタロイモやヤムイモを主食に生活をしています。彼らは、人糞、家畜の糞、落ち葉などを肥料に作物を育てています。アマゾンのヤノマミ族は、焼畑農業により、灰を速効性の無機肥料にし移動式農業を行っています。他にも、北米大陸の先住民インディアンは他民族から教わった肥料を加えることでそれまでの飢饉から免れたことなども挙げられます。 

当然、肥料を使用してきたという歴史は、無肥料では収穫量が劣るという学びがあったからです。例えば、アイヌ民族の中には、「堆肥、灰、腐葉土は大地を穢す」ものと見なされていたため、肥料は施されなかったこともあるようです。さらに除草もほとんどしなかったために、収穫量は少なかったようです。しかし、アイヌ民族はその土地柄、狩猟・漁労・採集がメインでしたので、そこまで農耕には力を入れていません。 

いわゆる四大文明についても農耕の発展により築かれていきました。農耕が発展したのは、どれも大河の流域だったからです。上流から運ばれてきた沃土(=肥料となる栄養素の豊富な土壌)によって農耕地が生まれました。 

そもそも肥料の定義があいまいだからこそ、無肥料という誤解が生まれることもあります。肥料とは植物を生育させるのに人工的にに施す行為そのものであるならば、緑肥も焼畑も土壌改良資材もそれにあたります。 

肥料は飢餓から人間という種を守るための知恵であり、仮に肥料による弊害が起き、そのデメリットを考慮しても、歴史的に施肥を選んだのにはそれなりの理由があるからなのです。 

自然栽培の無施肥は大変素晴らしいことなのですが、その背景には慣行栽培の農作物が食糧保障しているからできる選択肢のひとつなのです。もちろん、米・麦・大豆などの作物は肥料がなくとも比較的育ちやすい栽培種です。しかし、栽培作物すべてを概して供給量を考慮すれば、やはり肥料を施すことは避けられないといえるでしょう。一部の産地における過剰な量の施肥や肥料の品質を問題にあげ、施肥そのものを否定することは論点が少しずれていると思えてなりません。吉冨 信長 

8月20日 23:58

5)この方がどういう方なのか、今のところまだよくチェックしていないのだが、この方の文章もかなり説得力があると思う。今日の私は、あまり論理的な作業を長時間できるような状態ではないので、ざっと目を通しただけなのだが、立派な文章だと思う。
6)今日はこれらのことが気になった、ということを、まずはメモしておく。

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