「IKEAカタログ2016」
「IKEAカタログ2016」
No.3576★★★★★
「おじいちゃんがやりたいのはこれでしょ?」と、老いたる奥さんがおっしゃる。う~ん、そうかなぁ。IKEAという家具屋さんができたことは知っているし、数回足を運んだが、なるほどね、という程度で、そのマーケティングの対象にはなっていないように感じ、手ぶらで帰ってきた。
DIYの要素もあるようだし、割と値段もこなれている。全体的なカラーや機能が一体感があって、たしかに若い人たちに人気があることは分かる。しかしなぁ、私どもアラ還世代には、本当に人気あるだろうか。と、私は小首をかしげる。
しかしである。なにもターシャ・チューダーのような頑固な18世紀愛好主義者に凝り固まることもないだろう。人は世につれ、世は人につれ。若い人たちの話も聞いて、それなりに、その時代の色に染まっていきていくことも大事だろう。
カタログをぱらぱらめくれば、なるほど、気になるページがないわけじゃぁない。なるほどね、これも悪くないな、というデザインブックにはなってくれる。値段も決して手が届かないようなものではない。
でもなぁ、だいたいの基本はもう揃っているのだ。これから何を捨てようか、という時代である。いいデザインのものを見つけたりしても、ちょっとしたものなら、自分でDIYでこしらえてみたほうがいいのではなかろうか。
ああ、いけない、いけない。こんなことを言っていると、若い人たちから見放される。お、こんなものがあるんだね。これ、いいね。なんて、多少のオベンチャラを言っておくのも手かな。自分で買わなくても、ひょっとするとプレゼント、なんてこともあるかもしれないし。そうそう、9月のシルバーウィークとやらもちかいしね(笑)
結局、これほしいかな・・。↓
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