「進化するプラットフォーム」 グーグル・アップル・アマゾンを超えて角川インターネット講座 (11)
「進化するプラットフォーム」 グーグル・アップル・アマゾンを超えて角川インターネット講座 (11)
出井 伸之(監修) 2015/07
角川学芸出版
単行本: 280ページ
No.3581★★★★★
この本、面白いだろうなぁ、と思うのだが、手元に来てだいぶなるのに、全然読書が進まない。そもそもこの頃は、季節のせいもあって本など読んでいる気分にならない。
「進化するプラットフォーム」 グーグル・アップル・アマゾンを超えて。いいでしょう、こういうタイトルの本を読みたかった。角川インターネット講座 (11) 。全15冊の12冊目。そろそろ大団円が近い。だけど、どうも勢いがない。
このシリーズは興味深いの事実なのだが、いままで9冊読んできた限りにおいては、どうも「先見性」がない。全部後追いだ。歴史書とはそういうものだろうが、どうもお茶の出しがらだけを嗅がされているようで、どうも気分が悪い。
「グーグル・アップル・アマゾンを超えて」なんて行ったって、これはタイトルだけだ。その内容については書いてない。あるいは書いてあったとしても誤答である。期待はまったくしていない。この本は、このテーマについて、どう誤答するだろう、という的外れな期待しかない。
そしてさらに大事なことは、もう私にとっては、もうインターネットというインフラは当たり前なのであって、その進化にも好意的に見ていることは確かなのだが、それはもう私のメインテーマではない。このままでもいいし、進化してもらってもいい。まぁ、このまま退化してもらっても、いいかなぁ、とさえ思う。
しかし、退化することはないだろう。なぜなら、プラス要素に合わせてマイナス要素もどんどん進化しているのであり、プラス要素が停滞し退化したら、もとの黙阿弥になって、おそらく、とてつもない惨状が現出するだけなのだ。
一旦始めて進化してしまったプロセスは、そのまま前へ前へと進む以外にないのだ。だから、それらを全活用できないとしても、そしてその方向性がどうも気に食わないものであったとしても、とにかく、一体、これからどうなりそうなのか、ということへの興味は失ってはいけないのだ。
ということで、いつこの本の読書が始まるんだろう、と自分でも興味深く見つめている段階。
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