「クラインガルテン計画」<14>タマネギとラッキョウ
<14>タマネギとラッキョウ 目次
今回、クラインガルテンに行って、一番の発見は、すでにわが畑に、オオアマナが咲いていた、ということであろう。
いままで気付いていなかった。繁茂するというほどではないが、あちらこちらにほどよく、静かに咲いている。
ここで初めて、わが家のボタニカル・ライフとクラインガルテンの、強い繋がりを感じることになったのだった。
今初めて気付いたということは、おそらく、この一週間の間に咲いたのである。そのような季節になった、ということだろう。
そして、今回の一番のびっくりは、ナスが、先日の大雨の水害でやられてしまっていた、ということだろう。
まだ何とか生きている一本を残して、ほとんど根っこがやられてしまっているようだ。抱き起こして直立にしてみたが、おそらく快復はむりだろう。
さらなる発見と言えば、前からあることは知っていたが、「雑草」のひとつ、スベリヒユがわが畑でもキチンとみられるということである。いままでは名前を知らなかったが、これからは名前で呼ぶことができるし、万が一の場合は、食料にすることもできることを知った。
ニンジンの成長も旺盛で、ところどころ間引いてみた。この小さなニンジンも何かの調理に使えそうだ。
ツルアリササゲも、市民農園のほうは全然だめだが、こちらは割と元気である。支柱は雨や風で倒されていたが、結構な収獲があった。
秋冬の作付プランなどほぼまったく考えていないのだが、園芸店で求めておいたタマネギとラッキョウを植え付けてみた。
いろいろな条件もあるようだが、まずはやってみよう精神で、失敗を覚悟でどんどん進めていこう。なんせ一週間に一度これるかどうかわからないスケジュールである。もともと100点満点取れるわけないのだ。
わが人生すべてにおいて、60点合格主義である。
時間がなく、管理は十分ではないが、やらないよりはいいだろう。やらなければ失敗もできない。天高く、秋は静かに忍び寄る。
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