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2015/09/09

「やさしいかくめい」1 リアリティ <2>

<1>からつづく

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「やさしいかくめい」 シリーズ(1)リアリティ <2>
プラサード編 1978/07 草思社 

 私を「カウンターカルチャーの旗手」と呼んでくれた方がある。こそばゆい限りであるが、敢えてその称号をいただくことも出来ない訳ではない。そう「ふるまう」ことも、「いつわる」こともできる。

 しかし、それは違うのだ。そう評していただくことは大変名誉なことではあるが、それは、私をもっと、もうすこし理解していただいてからにして欲しい。というか、おそらく、私が口足らずで、説明不足なのだ。

 最近になって、ネット上で私はひとつの分岐点に立つことが多くなった。あの1975年。多くの古い友人たちが語り、さらに多くの未知なる同世代の人々が口にする、あの時代。あの時代はすごかった。あの時があったから、それからがあり、今がある。

 それは納得できる。そうであるべきだ。そうなのだが、どうもそこから先に進まない。多くの友人が1975年からスタートしようとするのだが、また1975年に帰っていく。それは合流地点でもあったし、また、分かれの分水嶺でもあった。

 しかしながら、それは離散集合するひとつのプロセスに過ぎず、支流となり、本流となり、伏水流となりながら、時に蒸発し、時に氾濫し、そして、大河へと、海へと、流れ、たゆたうひとつの海となる。

 私は、あの1975年にひとつの決着をつけたい。その流れを見つめ、再発見したい。その時、私の視点はどこにあるのか。私はどの流れにいるのか。そして、もっとも大事なことは、そして未来へと、今が、どうつながっていくのか。そこのところを、私なりに整理し、私なりに説明し、そして、友人たちと共有し、自らの足が依って立つ大地としたい。

 そしてそのことは、当ブログの10年の経過を総括することに繋がるであろう。その作業を開始するには、この希有な鋭くもやさしい光を放ち続けているムックシリーズのその1「やさしいかくめい」からスタートするのがいいようだ。

「カウンターカルチャー、OSHO、そして未来への系譜」準備編 工事中

「アウトサイダー」C・ウィルソン 福田恒存・中村保男・訳 1975/4 紀伊国屋書店

「続 極道辻説法」 今東光 1977/07集英社

「注目すべき人々との出会い」 ゲオルギー・イヴァノヴィチ・グルジェフ /星川淳 1981/12 めるくまーる

「世界神秘学事典」荒俣 宏 (編集) 1981/11 平河出版社

「地球感覚、」屋久島発 スワミ・プレム・プラブッダ(星川淳) 1984/08 工作舎

「ノーマインド 永遠の花々」 Osho /スワミ・アドヴァイト・パルヴァ 1994/10 壮神社

「大いなる挑戦-黄金の未来」 Osho1988/01 「意見書」大地の豚」からあなたへ 加藤三郎 1992/01 思想の科学社 

「足に土--須貝アキラ追悼集」やまびこ編集室 1998/9  共同編集・発行 人間家族編集室

「和尚(ラジニーシ)の超宗教的世界」 トランスパーソナル心理学との相対関係 玉川信明 社会評論社 2001

「<帝国>」グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性  アントニオ・ネグリ マイケル・ハート 2003 原文2000

「マルチチュード」(上) <帝国>時代の戦争と民主主義  アントニオ・ネグリ マイケル・ハート 2005 原書は2004

「魂の螺旋ダンス」 The Spiritual Spiral-dance はるかなる今ここへ 長澤靖浩 2004/10 第三書館

「Osho:アメリカへの道」 砂漠の実験都市・ラジニーシプーラムの誕生と崩壊の真相 マックス・ブレッカー /「Osho:アメリカへの道」プロジェクト 2005/10 和尚アートユニティ /めるくまーる

その他

以上は、とりあえずの資料リストであり、日本語版出版年順に並べてある。今後、これにプラスしたり、これから削除しながら、さらに、これからの地球人たる私たちの未来への系譜を探っていくことにしたい。

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