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2015/10/19

「市民農園体験記」<43>秋の感傷

<42>からつづく

市民農園体験記 
<43>秋の感傷

2004
 夏の猛暑の一ヶ月、畑に行っても、何もする気になれず帰ってくることが多かったのは、ひとつに、ウネの巾が狭く、私の巨体が入りにくいことも原因していた。

2005

 だから夏の間世話をできなかったトマトに屋根をかけてあげておいたのだが、なんと大風の日にビニールの屋根が飛ばされてしまった。

2008

 せっかく大きくなったトマトをせめて赤くなって割れないように収獲しようと思っていたのだが、その計画は失敗に終わった。

2002

 このトマト食べたかったが、もう終りである。サツマイモも、キチンと苗を根づけしなかったために、期待したような収獲はない。あれほど葉はしげっているのに(涙)。

2007

 秋なすびも実は期待していたのだが、やはりウネが狭いために体を入れて根のお世話ができなかったために張り方が浅い。そのためコヤシ不足を起こしているようだ。ひとつひとつが失敗と勉強の連続である。

2001

 支柱やネットを取り外すと、ガランとして、とても寂しい。ああ、私は、これから畑仕事を続けることができるのだろうか、なんて、ちょっと、秋の感傷に浸ってみる。

2003

 それでも、先日蒔いたミズナが芽を出し始めた。これからもなんとか、希望を見つけては、畑仕事に精出そう、そう思える瞬間である。サツマイモももうすこし。頑張れ!

2020

<44>へつづく

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