« 「ネグリ、日本と向き合う」アントニオ・ネグリ他<15> | トップページ | 「ネグリ、日本と向き合う」アントニオ・ネグリ他<16> »

2015/10/15

「ボタニカル・ライフ―植物生活」 いとう せいこう<1>

51de29m7bhl
「ボタニカル・ライフ―植物生活」<1>
いとう せいこう 2004/02 新潮社 文庫 399ページ
No.3586★★★★★

 この本、図書館から一旦は借りだしたものの、結局、まだ読んでいない。NHKBSテレビ番組「植物男子ベランダー」のseason2をテレビで見、ネットで動画を繰り返して観て、season1も、再放送で見たので、なんとなく全編を見たようにも思うのだが、まだ見足りない。来年のseson3があることを期待しながら、ネットをいじっていたら、この本の朗読を発見した。

 これは便利だ。最近はあまり目を酷使したくない、と思いつつ、本当はもともと小説などは苦手な私は、あまり本なんど読みたくないのだ。ベットやソファーに横になって、イヤフォンでほんの内容を知ることができるなら、これにこしたことはない。

 そう言えば、最近ハマった藤沢周平の小説も結局はまともに読んでいない。映画とビディオと、朗読DVDで済ましてしまったのだった。こちらの本も、それができるかもな、と、私としては大喜び。この朗読をしている人はカタリナさん、という人だ。

 どういう人なのだろう。声の感じでは30代の女性。おそらく中肉中背か、やや小柄で、ナチュラルな黒いヘアー、白やブルーのニットやコットンの服を愛用しているのではないだろうか、なんて勝手に想像する。

 ちょっとナマったり、引っかかったりするときの感じが、若い時の友人に似ているので、おそらくカタリナさんは、関西出身の方なのではないか、とますます妄想をたくましくする。そんな私のイメージがどんどん膨らんだのは、いとうせいこうにかぎらず、彼女の朗読がどんどん広がり、その広がりが、割と私の好みの世界に連なっていったからである。

 こちらはヘルマン・ヘッセ。しかも「庭仕事の愉しみ」(フォルカー・ミヒェルス編集 1996/06 草思社)へと連なっていくのである。なんといたったりかなったりか。当面は、カタリナさんの朗読で足りるのではないだろうか。

 なんて考えていたら、彼女の朗読の数は半端じゃない。河合隼雄や宮沢賢治、エーリック・フロムやエックハルト・トールなどにもどんどん通じていくのだった。そしてそれぞれの視聴の回数も半端じゃない。この人は、人気者なのだ。ひょっとすると、ネット界のアイドルかも。

 そしてついに「タオ自然学」なんてのも発見した。そもそも原文は相当に面白いのだが、読んでいると眠くなる。正直言って私は通読したことはない。読み疲れるのだ。そんな文章も、カタリナさんのたんたんとした、余計な飾りのない朗読だと、とても分かり安く、どんどん頭に入ってくるから不思議なものだ。

 ああ、またまた読書の秋、芸術の秋にして、新しい楽しみを見つけることになった感じがする。

<2>につづく

|

« 「ネグリ、日本と向き合う」アントニオ・ネグリ他<15> | トップページ | 「ネグリ、日本と向き合う」アントニオ・ネグリ他<16> »

16)ボタニカル・スピリチュアリティ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ボタニカル・ライフ―植物生活」 いとう せいこう<1>:

« 「ネグリ、日本と向き合う」アントニオ・ネグリ他<15> | トップページ | 「ネグリ、日本と向き合う」アントニオ・ネグリ他<16> »