「劇場版ムーミン」 南の海で楽しいバカンス 監督: グザヴィエ・ピカルド
「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」
監督: グザヴィエ・ピカルド 出演: ムーミン:高山みなみ, フローレン:かないみか 2015/02 DVD77 分
No.3593★★★★★
さて、新しいカテゴリを始めよう。新しいカテゴリ名は「ねぇ、ムーミン」である。近くの映画館で、若干旧作となってしまったが、「劇場版ムーミン」 南の海で楽しいバカンス(2015/02)をやっているので、それを見る所からスタートすることにする。
すでに、二冊の本は決まっていたが、まずは今年二月に封切られた新作劇場版映画を見ないことにはこのカテゴリはスタートしないだろう、ということで、本日、見てきた。今年の作品ということではあるが、旧作となり、おそらく、ハロウィンがらみの子供向けサービスだったのだろう。入場料も半額だった。
祝日とあって、ウィークディはいつもガラ空きの映画館も、幼児から小学生くらいの子供連れの家族で半入りほどだった。私もまさか、この年になって、映画館にまで行ってムーミンを見るとは思っていなかったが、これはこれで、なかなか楽しい体験だった。
ストーリーは子供向けとは限らないが、いまをときめくコンピューター・グラフィックスのようなめまぐるしい展開よりは、私はどちらかというと、こちらのほうが好きだ。この程度の作品なら、DVDもたくさん出回ったりしているし、アニメもある。家で孫たちと見るのもいいかもしれないが、映画館は映画館なりに没頭できるところがいい。
この一作を見たから、どう、ということはない。この特筆すべきことがない、ごく普通の当たり前の感覚が、むしろムーミンの持ち味だ。このノーマルな感覚、だが、よくよく考えてみれば、カバに似ているムーミンのおとぎ話か、リアルな問題提起か、という、かなりちぐはぐなワールドだが、それを「普通」に見せてしまうところが、ムーミンのムーミンたるゆえんなのだろう。
なにはともあれ、これを見ないと、新しいカテゴリ「ねぇ、ムーミン」はスタートしない。ここからがスタートだ。2015/10/03記
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