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2015/12/12

「角田郡山遺跡ⅩⅣ」  角田市文化財調査報告書 第31集

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「角田郡山遺跡ⅩⅣ」角田市文化財調査報告書 第31集
角田市教育委員会 2006/03 21p
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o.3627★★★☆☆

 先日、宮城県角田市島田の熱日高彦神社との関連で、伊具郡軍衙の痕跡と思われる角田郡山遺跡を訪ねてみた。以前から、この辺りだろうと想定していた児童公園には、それらしき標識などもなく、発掘の痕跡も見つけることができなかった。

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 近くには住吉神社があり、いずれこの周辺であろうと、神社参拝に留めて帰宅した。しかし、それにしてももう少し詳しく知りたいために、この調査報告書を市の図書館から借りだして、確認することにした。

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 この報告書を見る限り、私の推測はほぼ妥当なラインだったが、むしろ、私の想像していた地域よりももっと広域に調査が進められていた。そして、産業構造の変化等により、桑畑から水田へと地目が変更されたり、近くの阿武隈川の堤防工事用の土砂などを採集された結果、遺跡そのものにすくなくない変形が加えられている部分もあるようである。

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 飯沼勇義史観によれば、熱日高彦神社は、日本史におけるきわめて重要な位置にある神社であり、その装置としての関連施設として、この角田郡山遺跡もまた、重要な位置を占めている、ということになる。

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 もっとも、角田郡山遺跡があったと想定される7世紀から8世紀にかけての時代よりかは、さらに先の時代のことが知りたいワケで、角田郡山遺跡の調査が進む中で、さらに過去に遡る、何か画期的な発見があるやなしや、に関心を持っているのであった。

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