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2016/02/25

「解き明かされる日本最古の歴史津波」<26>陸奥国分寺

<25>からつづく


「解き明かされる日本最古の歴史津波」 <26>
飯沼勇義 2013/03 鳥影社 単行本 p369 飯沼史観関連リスト

陸奥国分寺 

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 どうも最近気になっていた陸奥国分寺。最近、この近くによく行くんだよな。

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 昨年末に開通した地下鉄東西線に「国分寺駅」もできたことだし、これから観光スポットとして人気上昇するかも。

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 歴史を見れば、栄枯盛衰、1300年の歴史のなかで、浮き沈みは激しかったようだ。

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 この国分寺ができる前に仙台郡山遺跡の廃寺があったのだ。

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 そのあとこの地に移った国分寺。

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 ここには七重搭があったのだ。

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 想像図では見事な堂々たるものである。

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 数百年のあと、落雷で焼失したという。

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 その時の瓦が残っている。

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 七重塔の基壇が残っている、というのだが、本当に当時の基壇なのだろうか。

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 基礎となった石もキチンと並んでいる。

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 この形で1300年も本当に並んでいたとは、ちょっと信じられない。

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 でも、本当にここに七重塔が立っていたとしたら、そうとう見事なものだっただろうな。

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 これが心柱の基礎石だ。その穴およそ直径60センチ。

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 現在も使用されている宗教施設では、七重塔とは言い難いが、それを彷彿とされるような御堂も建立されている。

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<27>につづく

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