「ぼけたらあかん長生きしなはれ」 天牛将富<1>
「すきま風/ぼけたらあかん長生きしなはれ」 <1>
Single, Maxi 杉良太郎形式: CD リリース 1997年
No.3653 ★★★★★
年をとったら出しゃばらず
憎まれ口に泣きごとに
人のかげぐち愚痴いわず
他人のことは褒めなはれ
知ってることでも 知らんふり
いつでもアホでいるこっちゃ
ぼけたらあかん
ぼけたらあかん
長生きしなはれや
勝ったらあかん負けなはれ
いづれお世話になる身なら
若いもんには花持たせ
一歩さがってゆずりなさい
いつも感謝を忘れずに
どんな時でもおおきにと
ぼけたらあかん
ぼけたらあかん
長生きしなはれや
(じっちゃん
ばっちゃん がんば!)
(じっちゃん ばっちゃん がんば!)
なんぼゼニカネあってでも
死んだら持って行けまへん
あの人ほんまにええ人や
そないに人から言われるよう
生きてるうちにバラまいて
山ほど徳を積みなはれ
ぼけたらあかん
ぼけたらあかん
長生きしなはれや
そやけどそれは表向き
死ぬまでゼニを離さずに
人にケチやと言われても
お金があるから大事にし
みんなベンチャラいうてくれる
内証やけれどほんまだっせ
ぼけたらあかん
ぼけたらあかん
長生きしなはれや
わが子に孫に世間さま
どなたからでも慕われる
ええ年寄りになりなはれ
頭の洗濯生きがいに
何か一つの趣味持って
せいぜい長生きしなはれや
ぼけたらあかん
ぼけたらあかん
長生きしなはれや
(じっちゃん
ばっちゃん がんば!)
(じっちゃん ばっちゃん がんば!)
どれ、カラオケ用に 練習しようかな。
先日、とある観光地の土産物コーナーを覗いていたら、なにやらニヤケそうな詩の書いてある手ぬぐいがあったので、自分用に買ってきた。なかなかいいので、帰宅後、寝室の壁に貼ってある。
きょう、ふとラジオのスイッチを入れたら、なんと、この唄が流れてきた。おやおや、この詩は唄だったのか。ましてや唄っているのは、あらら、お杉様。
いやはや何度聞いても痛快だ。おもしろい。(爆)
唄っているのは杉良太郎で、作曲は遠藤実。でも、この詩を書いた天牛将富という人は一般人だとか。
彼は1987年77歳で亡くなっている。病弱で、6回も手術を受けるなど、まさに七転び八起きの人生、仕事という仕事はしておらず、詩は好きで、ほかにもたくさん書いていたのだという。
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コメント
トータルで考えれば、我がブログ2・0における人気トップ記事はこの歌ではないだろうか。いつまで経っても人気が衰えない。人気がでても書き手としては嫉妬せずに出し続けているので、いつもランキングに顔を出す。
実は、あらぬ面から人気記事が出現することがある。すると、書き手としては、まずい、この記事はそっと隠しておきたかった、となってしばらくアクセスできないようにしたりしてコントロールしている。そういう記事が数十個ある。
それに比して、この歌は全然問題ない。これは素晴らしい出来の歌だし、歌いても上手だし、私自身も何回聞いてもそうだよな、と思う。
アクセスする人々も、そういう気持ちで来られているのではないだろうか。
投稿: Bhavesh | 2018/07/29 07:03