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2016/03/04

「 禊の塔」 羽黒山五重塔仄聞 久木 綾子

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「 禊の塔」 羽黒山五重塔仄聞
久木 綾子(著)  2010/7 新宿書房 単行本: 197ページ
No.3654 ★★★★☆

1)山形出羽三山の山中にある羽黒山五重塔を舞台とした歴史小説。1919(大正8)年生れの女流作家が6年前に発表した作品である。

2)羽黒山五重塔には過去何回か参拝したが、特に1985年9月にオールド・シャンタンと遊んだことが懐かしい。

3)現在わが五重塔模型は二層にかかっているところで、屋根材のことが気になっていたところであった。この小説は、建設者たちのなかでも特に柿(こけら)葺きの葺師にわつわるストーリーとなっていて、興味深い。

4)多少の真実味はあるが、すべて小説であり、史実ではない。しかしながら、建設当時の様子を想像するきっかけにはなる。

5)著者には、この作品に先駆けて89歳の時にデビュー作品として発表された「見残しの塔 周防国五重塔縁起」がある。

6)仄聞と書いて、そくぶん、と読む。うすうす聞くこと、人づてに聞いたこと、という意味だそうだ。

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