「日本の仏舎利塔」 〔オールカラー版〕 光地 英学 <1>
「日本の仏舎利塔」 〔オールカラー版〕 <1>
光地 英学(著) 1986/11 吉川弘文館 単行本 512ページ
No.3663★★★★☆
当ブログは現在、五重塔に夢中である。理由はいろいろあるが、ここでは省く。そのプロセスで、五重塔は実は仏舎利塔がスタートであったということに気がついた。
1400年前当時の法隆寺の五重塔はともかくとして、後年の多宝塔はどうも仏舎利塔の基本を逸脱して、仏像を飾るお堂と化しているようだ。
仏舎利塔と言えば、当然、日本山妙法寺の活動を想起するわけだが、この本の表紙にもなっている富士見仏舎利塔で1975年にミルキーウェイキャラバンのイベントがあったことは、いまだに記憶に深く刻まれている。
御大の藤井日達上人は1931年にインド・ボンベイに渡っているが、この年にOSHOが誕生しているのは偶然とは思えない。仙台の国見仏舎利塔は1954年に発願されているが、この年に私もまたこの年に生れたのだから、なにかの縁があるのかな、と思う。
その他、大分の日向灘に向かう仏舎利塔も記憶にある。また1978年にスリランカの仏足山仏舎利塔の日達上人のもとに滞在し修行させていただいたことは感謝に堪えない。
この本自体は、仏舎利塔という切り口で写真で切り取ってあるが、果てさて、そこまで全部マニアックに網羅することに、どれほどの必要があるのか、今の私には分からない。それでもやっぱり辞書的に使えるこの本は稀有な一冊である。
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