「国史跡 陸奥国分寺跡」 昭和46~50・53・54年度発掘調査報告書 仙台市文化財調査報告書第430集
「国史跡 陸奥国分寺跡」 昭和46~50・53・54年度発掘調査報告書 仙台市文化財調査報告書第430集
仙台市教育委員会 2014/03 A4サイズ 130p
No.3680★★★★☆
1)数次に渡って発掘調査された資料を、整合調整してまとめたもの。発掘調査後にその資料が散逸することもあるらしく、そのような調査後の作業も実に大切なことなのだ、と気付かされる。
2)整合性を取れない部分は敢えて省いてあり、後年の誤解をまぬかぬよう配慮されている。従って、資料としてはかなりすっきりとまとめられており、また出土した瓦などの画像が多数ついており、比較検討には大いに資するところあると思われる。
3)しかるに、当ブログにおいてはまだこの瓦についての考察がまったく進んでいない。1200年前の布目瓦、というキーワードが残っているだけで、それがどこから出土したのか、どのような意味があるのか。実際どのように保存されているのか、その辺のことがまったく不勉強である。
4)今後、足元の地元学を進めるにあたって、その周辺をもう少し固めたいものだと思う。この資料集の表紙も実は、出土した瓦がデザインされている。
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