「日本の美術」 No.242 薬師如来像
「日本の美術」 No.242 薬師如来像
1986年 7月号雑誌– 古書, 1986/07 至文堂 雑誌: 97ページ
No.3666★★★★★
1)なかなか美しい一冊。薬師如来については、この本一冊読めば、もう十分、とさえ思えるような一冊。
2)沢山の画像が含まれており、一枚一枚、一体一体の薬師如来が優しい。
3)この画集を見ていて、改めて薬師如来の頭髪がくるくる小さくまとめられている(螺髪=らほつ、と言うらしい)ことに気がついた。
4)螺髪はエンライトした存在の33の象徴のひとつであるらしい。つまり「如来」に許されている象徴なのだ。つまりエンライト一歩手前の「菩薩」では、この螺髪はゆるされないことになる。
5)それと、各地の薬師如来が特集されているのだが、法隆寺金堂の薬師瑠璃光如来を初めとして、あちこちのお薬師様がかやの木で彫られていることを知った。柳生かやの木のお薬師様と、なにか関係があるような気がする。これから詳しく調べていく。
6)さらには、薬師如来とするところと、薬師瑠璃光如来とするところと、どこにどんな差異があるのか、ちょっと気になり始めている。
7)次のカテゴリでは、この本をもうすこし詳しく読み込んでみたい。
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