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2016/04/13

「陸奥国分寺」 黒沢泰輔

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「陸奥国分寺」
黒沢 泰輔 1963/08 陸奥国分寺  単行本 217p
No.3677★★★★★

1)ご本人の職業は和服の仕立屋さんだったという。今から50有余年前の発行である。近くで仕事をされながら、地域に散乱していた遺跡や遺物などを収集研究した方である。

2)今日の陸奥国分寺研究の貴重な資料となっている。

3)このような研究のそもそもの発端は、地域の一人の熱心な活動から始まることが多い。それは小さなきっかけだったり、伝説だったり、思いこみだったりする。

4)その結果、大きな成果がいずれ上がってくるのだ。専門家や学術的な後付けが必要になるが、そのような権威がついてこそ、ようやく一般には認知されるのだが、通常j、素人と見なされる人々の活動は、無視されがちである。

5)この本は、その内容からしても、実にしっかりしたものであり、その研究の対象である陸奥国分寺が発行している。極めて重要な資料と言えるだろう。

6)当然50有余年が経過しているわけだから、加筆訂正されるべき部分も多いのだろうが、このような前駆的な情熱があったればこそ、後年の定説が形成されるわけである。

7)文章の内外には、本旨とは若干はなれた部分の資料も添付されており、それが何とも貴重だったりする。得難い資料である。

8)いずれ再読、参考にさせていただきたい。

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