「10年間で読んだ本ベスト10」<12>「再読したいこのカテゴリこの3冊」からの選出
<12>「再読したいこのカテゴリこの3冊」からの選出 目次
1)各カテゴリ108の書き込み記事のなかには、おおよそ50冊ほどの書籍が含まれている。そのうちの3冊をピックアップし、「再読したいこのカテゴリこの3冊」として残してきた。
2)最初は、面白そうだが、面倒くさそう、というコーナーだったし、決して当ブログの根幹に位置するような本たちではなかった。
3)しかしながら、「再読したい」と銘打つだけあって、面白い本が多い。今でも、ぜひ再読したい本が山積みである。しかし、それぞれが分厚く、面倒くさそうなのは当然である。
4)後半になると、むしろ後回しにしたい、という意味ではなく、このカテゴリの代表の3冊、という意味合いも濃くなってきた。だから、他のリストと重なる部分も多くなっている。
5)例によって、同じ著者による本や、あまりに当ブログからかけ離れたテーマ、あるいは、類似本などを排除して、敢えて、暫定的にベスト10候補のリストを作ってみる。
「甦る古代 日本の誕生」ホツマツタヱ―大和言葉で歌う建国叙事詩
その他、いろいろ多数
6)うわ~~、さすがにこちらは約150冊ほどの中からわずか10冊を選ぶというのは無理。選び切れない。
7)でも、と考える。今、当ブログベスト10、というものを、敢えて作成しようとしているのは、何故か。当ブログの始まりであり、中心であり、また結論である。それらを明らかにしようと言うのだ。その時、似通った本は避けるとして、はて、始まり、中心、終わり、全てを10冊で表現することなど出きるだろうか。
8)ここで改めて、ベスト10の選出基準を考える。おそらく、10年目の今、ベスト10を作成しようというのは、やはり「終り」に関わる部分が多いのだ。結論であり、可能性があり、未来に繋がる本たち。そういうことになる。
9)そして、今、敢えて10年のベスト本を選ぼうとするのは、もちろん自分のためであり、自分がこの10年間、ナニをしてきたのかを、自らに明らかにするためのものである。それは当然のことである。
10)しかるに、敢えてブログという形で公開している限り、読む側に立ってみて考える必要もあるだろう。何故にその人々に進めるのか。何故にその人々に支持されているのか。
11)そして、未来の人々、わが子子孫孫を含め、若い人、まだ生れぬ人へのメッセージですらあり得ると、誇大妄想的に、拡大解釈することも可能だ。
12)そうとなれば、おのずと、選択基準もきつくなるのは当然だ。
13)上のあまりにもアバウトなリストのなかから、敢えて選出するとすれば、「足に土―原人・アキラ 須貝 アキラ 追悼集」、「お産の学校」 私たちが創った三森ラマーズ法、「藤沢周平と<海坂藩>を旅する」 日本と日本人の原風景、などが、かなり気になるところである。
14) 「上弦の月を食べる獅子」 、「五重塔 」 幸田露伴、「ツォンカパの中観思想」 ことばによることばの否定、などは、敢えて当ブログで取り上げなくても他の評価が高いものだが、かなりのめり込んだ本たち、とは言える。
15)いずれにせよ、このジャンルは、ベスト10を作る作らないに限らず、再読すべき本が多くある。
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