「10年間で読んだ本ベスト10」<11>新刊本ベスト10からの選出
<11>新刊本ベスト10からの選出 目次
1)当ブログスタート次点より、半年間の「新刊本」ベスト10を記し続けてきた。10年間に次点を含めると、読んだ新刊本のなかから約200冊をメモしたことになる。
2)しかしそれは、その年にマーケットに登場した新刊本すべてのなかから選んだということではまったくない。そもそも新刊本を追いかけ続けることにあまり意義を感じてはいなかった。しかしそうなると、過去の良本ばかりを再読することになり、当ブログはジャーナルといいつつ、次第に時代とのズレがますます大きくなるような気がしたのだ。
3)だから、敢えて、「新刊本ベスト10」を作成しなければならないから、新刊本も読んでおこう、というモチベーションを高めるために作られた企画とも云える。
4)新刊本といいつつ、締めの地点からおおよそ過去一年間に出版されたものであれば、新刊本と呼ぶことにした。また、途中から、かならずしも書籍ばかりではなく、映画や音楽、演劇やコンサート、イベントなども「新作」などの言葉を苦使しながら、なんとかかんとかベスト10を作り続けてきた。しかし、近年はネタ不足ということもあり、有名無実化している面もある。
5)また、このベスト10にアップしたからと言って、当ブログの根幹に直接関わらないテーマの本も少なくなかった。今、当ブログ全体3000有余冊のなかからのベスト10と言った場合、「新刊本」という意味の価値はあまりない。
6)だから、ここでリストを作ったからと言って、全体を揺るがすことにはなりにくいのだが、敢えて、ここで、アバウトに次ぐアバウトな形ではあるが、新刊本ベスト10のなかからのベスト10を、暫定的に作るとすれば、次のようになるであろうか。
7)「新刊本ベスト10」からの選出
・「反哲学入門」
・「哲学者たちの死に方」The Book of Dead
・「現代人のための『チベット死者の書』」
・「月面上の思索」The Way of the Explorer
・「裸形のチベット」
・「反密教学」改訂版
・「増補 チベット密教」
・「ポスト・ヒューマン誕生」
・「原発ゼロ世界へ」 ぜんぶなくす
・「人生を癒す百歳の禅語」
・「東北を歩く」 小さな村の希望を旅する
8)同傾向のものや、同じ著者の本は省いた。もっとジャンルは幅広く読んできたつもりではいるのだが、結局、当ブログの傾向はこの方向にあるようだ。
9)ここから「10年間ベスト10」入りするのは相当に難しいが、あえてここから1~2冊選出しておくことも良いかもしれない。「月面上の思索」The Way of the Explorer、や、「人生を癒す百歳の禅語」 、「東北を歩く」 小さな村の希望を旅する、など、類書が少ないのでかなり特徴的だ。だが、当ブログが今後も「愛読」していくかどうか、当ブログの根幹となっているか、未来を切り開くのか、という点では、はてどの程度の力があるだろう。
10)なにはともあれ、自分自身の傾向性を見る思いがする。
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