「10年間で読んだ本ベスト10」<9>あれも、これも
<9>あれもこれも 目次
1)個人別で、作家の全作品を読み込んだこともおおくあった。思い出すのは、ヘルマン・ヘッセなど。ヘッセからは「ガラス玉演戯」だろう。私は勝手に、レムリアの古老と呼んで、私淑している。
2)ネグリ&ハートもだいぶ読み込んだな。最初の最初から魅惑されてきたが、結局は、マルチチュード概念は、扱いきれなかった。当ブログとしては、「ネグリ、日本と向き合う」(2014/03新書 NHK出版)がベストチョイスだった。
3)そうそう、宮沢賢治から選ぶなら、「銀河鉄道の夜」しかないだろう。私の手元にあるのは、手書き原稿のコピーを賢治記念館が編集出版したものだ。賢治と言えば、私は畏友・石川裕人を連想するので、彼の遺作集を選出しても良かったのだが、彼への弔辞にも「銀河鉄道の夜」を引用したから、もう、こうなったら、どちらでもいいや。
4)角川インターネット講座からも一冊いただきたい。そうとなれば、15巻目の「ネットで進化する人類」ビフォア/アフター・インターネット MITメディアラボ所長、角川アスキー総研主席研究員 伊藤穰一 監修 (2015/10 角川)しかない。
5)ここに伊藤穰一監修のこの一冊を加えるなら、10年前の梅田望夫の「ウェブ進化論」はこの一冊に吸収してしまってもいいのだが、まぁ、そうもいかんかなぁ。
6)ここまで来て気付くことは、これまでリストアップしてきた中に、女性に関わる本がほとんどないことだ。女性作家、女性問題、子供や、その未来について。その辺がまだ甘い。
7)そう言えば、これまで、当ブログはこの問題について、じっくり考えてきただろうか。どうしても男子優先で考える傾向があったかもしれない。ここは反省して、いずれ、女性関連ベスト10を作って、考察を加える必要があるだろう。
8)最近なら「インナーラビリンス」 自分という名の迷宮 ナルタン(日家ふじ子)もいいが、「愛する地球(テラ)へ」(羽倉久美子)もいい。とにかく再考を要す。
8)さて、いよいよ、仮の原案をリストアップしてみようかな・・・。
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