<1>からつづく

「パソコン購入ガイド」 2016 100%ムックシリーズ
2016/03 晋遊舎 ムック: 95ページ 目次
★★★★☆
<2>いよいよPC新調か
1)ということで(どういうことじゃ?)、買ってきましたこの雑誌。本気になってパソコンを買い替えるなら、やっぱりこの手の雑誌は一回は見ておきたいよね。
2)最新とはいうものの、発売はもうすでに二カ月前のことだった。店頭にはこの雑誌一冊しかなかったので、ひょっとすると売れ残りかもなぁ。
3)店頭では、お、これは読まなくては、と思うのだが、いざ購入して自宅に戻ると、なんだか読む気がなくなる。なんでなんだろう。店頭では「可能性」が限りなく広がっているものの、自宅に戻ると「限界」がミエミエで、余計なところを読む必要がなくなるからだろうか。
4)いずれにせよだ。悶々と葛藤していることは間違いない。
5)最近やったことのひとつに、天井階から、古いパソコンのダミー機を引っ張り出してきたこと。いままで故障した時に、ネットオークションで、古い同機種を落として部品取りをしたパソコンたちである。ちょっと直せば使えそうなものだが、やはり追加修理と部品が必要だ。そんなことをするなら、もはやローエンドの最新型を買った方がいいのではないか、ということになってしまう。
6)今、パソコンを買うとしたら、大型家電店が3店舗。どこかで買うに違いない。あるいは、機種がしっかり決定すれば、価格ネットで最安値店を見つけるかもしれない。しかし、それは、絞り込んだあとの話だ。今はそこまでいかない。
7)方向は3つ。①ローエンドをとにかく安く買う。②マックを買ってウィンドウズを入れる。③ほどほどのウィンドウズを買う。どれもそれぞれに魅力的でありつつ、また、短所もある。中古や型落ちOSは考えない。
8)①ローエンドが一番現実的なのだが、どうもローエンドで成功した体験がない。ローエンドはローエンドなのだ。そこまで自分を落とし込めていいのか、という罵声が頭のなかに響く。②マックが一番魅力的なのだが、仕事との融合ができない。③ほどほどのウィンドウズしかないのかなぁ、と思いつつ、中途半端で、ますますマックが遠のく。
9)ああ、またまた前回と同じことを考えているようだ。全然進歩がないぞ。
10)ということで(どういうことじゃ)、まずはこの雑誌に沿ってパソコン選びをしてみる。
使用シーンと作業目的に合わせて必要なパソコンのタイプを判別する。p5
・オールインワンノート
・モバイルノート
・タブレットPC
・タワー型デスクトップ
・モニタ一体型デスクトップ
・省スペース型デスクトップ
・超小型PC
・ステッィク型PC
と、この8種から選ぶとするなら、オールインワンノートかモバイルノートしかない。タブレットPCは、おそらく仕事のメインとしては使えない。
11)オールインワンノートで紹介されているのは、約20種、パナソニック、富士通、バイオ、エイサー、東芝、アースス、NEC、HP、レボノ、エイサー、などなど。実勢価格帯は32万~5万円代とあまりにも幅広い。狙いは実勢10万程度であり、それ以上ならマック+Winのダブルブートを狙う。本来は、バイオで揃えたいところだったのだが、いまやバイオもいわくつきメーカーになってしまった。紹介されているS15も18万円代と、お手頃とは思えない。これほどのハイスペックはいらないのである。
12)では10万円以下となると、アスースX555UA-6500F、HPの15-ab200、レボノ80M30015JP、おなじくレボノ80E301KRJP、エイサーE5-573-H14D/W、アスースX756UA-6200Sなどなど。ターゲットはこのあたりにしかならないのだが、どうもブランドに馴染みがない。というか偏見がある。できればHPの15-ab200あたりが狙い目なのか? この価格帯にDELLがあれば、それも注目なのだが、この雑誌では紹介していない。販売方法が違うのかも。
13)さてHPの15-ab200、スクエアでメタリックな外観は好みなのでOKだが、どういうわけか、この雑誌では二回紹介されていて、実勢価格が9万円台と6万円台と二通りに紹介されている。スペックが違うのか、誤植なのか。あとでチェックしよう。価格コムでは、6万円台が正解。(よく見ると、CPUの違いであった。私はCPUに今さらこだわらない)。
14)シンクパットも紹介されているが、いまやレノボになってしまったシンクパットは、ブランドだけでは購入できない。ましてや、ブランド代を買わせられるのでは、最初から願い下げである。
15)さて、次は、モバイルPC。こちらもバイオ、NEC、レノボ、パナソニック、HP、東芝、HP、アスース、エイサー、富士通、マックなどが紹介されている。しかし、10万円以下となると、ブランドが大きく変わる。イーブック、アスース、エイサー、レノボ、などなど。オールインワンとモバイルPCの違いは、画面が小さくなるのと、DVDドライブが付かなくなることである。私は13インチがベストなのだが、DVDなしは困る。ここは、痛し痒しだが、オールインワンに軍配を上げる。
16)MacBook Air 1600/11.6 MJVM21J/Aも紹介されていて、実勢価格9万円代で、わがターゲットには入るが、いくつも問題がある。これまで書いてしまったので、繰り返さないが、とにかくローエンドWin+マックという組み合わせが、私の場合はいいようだ。ダブルブートは面倒だし、トラブルも多そう。マックケアにも入らなければならないし、いろいろ周辺機器も気になり始める。
17)タブレットPCも気になるところではあるが、すでにスマホ+タブレット単体で稼働している限り、不足はあれ、いまさらタブレットを強化する意味はない。タッチパネル、キーボードを分離する、いろいろあるが、まずはここもパス。
18)さて、これからは「パソコン選びの大原則」p48。
19)「CPUだけで判断しない」。それはそのとおり。HP15-ab200にもCorei3とCorei3の違いがあるようだが、ここはこだわらない。「高価だから使える!はまちがい」。そのとおりだろう。3万円の差はおそらく私には体感できない。
20)「スペックで決めるのではなく用途で決めるのが常識」。これもそのとおりだろう。おそらく通常のPCであれば、私が要求している内容は、そのスペック内に十分含まれている。あとは用途だ。デスクトップに常駐するのか、時にはモバイルに出張するのか。ここは問題だが、モバイル出張はもうスマホ+タブレット単体にお任せする。時にはモバイル出張もいいが、バッテリー時間ももはや問題なし。画面の大きさや、重さも、年に1~2回程度なら、がまんがまん。
21)「ノートPCが携帯性をもっとも重視」。これもそのとおりだね。私もベストは13インチ。だけど、本当に「ひんぱん」にモバイルするか??? 15インチでも妥協はできる。むしろ、11インチだと、仕事ユースで不満がでるだろう。
22)「次モデルの発売前後の型落ち機がお手頃」。なるほどそうであろうが、数年に一度のPC買い替えなのに、常時PC情報に目を配っているわけにはいかない。今回、この雑誌を買ってきたのは、そういう意味もあったのだが、こんなPC雑誌を買って考慮するなんて、私の場合はめったにない。機種が決ったら、1~2年落ちなどの「中古」でなければ良しとする。数ヶ月の差で、値崩れなどを待っているなんて、上等なことはしなくていいだろう。価格帯も限られている。
23)「キーボードの打ちやすさや、外部端子の位置も」。そうそう、これは重視なんだよね。だから、ネット情報だけでネット購入は私にはできない。すくなくとも家電店で現物を確認して、すくなくともキーボードだけは打ってみないと納得できない。車ならハンドルを握って、試乗しないとね。
24)「ディスプレイの外しやすさ」。これは、今回無視する。タブレットPCを買う訳じゃないのだから。
25)「メモリの種類と規格を知り自分のパソコンに合ったメモリ」。う~~ん、ここは問題だなぁ。少なくとも、現在私が使っているパソコンよりはいいだろうと思うが、実際にOSにあったアプリがグレードアップしていて、より高性能のメモリが要求されることもある。ここは問題あり。自分ではよくわからない。いままでは拡張性のあるPCを使ってきたし、可能な限りメモリを増量して使ってきた。今現在はどうなの??? これは店員かPCグルに聞くべし。
26)「HDDとパソコンの接続方法や内臓型と外付け型の違い」。これは大事。もちろん外付けはどの機種もできるだろうが、経費も保存場所も必要になる。机上備え付けで、15インチ画面なら、最初から内臓型があたりまえだから、気にすることもあるまい。
27)内臓型HDDの場合、もはやメーカーを信頼するしかない。総合的な評価において、問題なければ、ここは特に大きな選択部分ではないだろう。
28)「ノートPCも一体型も、モニタがあれべ作業がはかどる」。それはそうかもしれないが、私は外づけのモニタは邪魔になる。13インチあれば十分なのだが、15インチもあれば、もう十分と思う。解像度やビジュアルな感覚は、もちろん高解像度のほうがいいに決まっているが、それは、あとで、もうけた、というプラス感覚で十分。
29)「プリンタはこうして選べ」。プリンターもなぁ、問題なのだよ。いざという時のために、2台用意してあるが、どちらももはや旧機種。そろそろ買い換えたいが、まぁ、今回は考えない。
30)「ルータはこうして選べ」。ルータについてはもはや思考停止。備え付けて、もう何年にもなるが、替える気はまったくなし。実際はルーターよりも先に、回線や契約状況を確認することが先だ。
31)「パソコンの性能比較と安値の調査をするなら価格コムを活用」p62 まぁ、そういうことになるね。価格コムで一度はチェックする必要がある。でも、それって、かなり絞り込んだあとでもいいだろう。
32)「検索・絞り込み方法と複数製品の比較方法を覚える」p63。それもそのとおりだね。私の場合は絞り込みができずにボーっとしてしまったり、あまり早目に絞り込み過ぎたりする。本命、対抗、穴馬。それぞれに準備し、比較する必要を感じる。私はどうもDELLが気になるので対抗。マックは穴馬扱い。
33)「型落ちパソコンベストバイ」p72。ここは気になるが、割と型落ち、ってのは苦手だったりする。探すの面倒だったり、「新品」を「買った」という「達成感」が薄いのである。ローエンドであっても「新品」を買いたい。それでも、ここで紹介されているHPの 11-k000TU x360あたりは、対抗馬として出しておいても悪くない。実勢価格4万円台中ごろ。ただ、いろいろな意味において不足感は否めない。MSオフィスなしでは、やはりいろいろ不都合が・・・・。
34)型落ちでも、用途に向かないモノや高価のものは、やはり目に入らない。あとブランドだなぁ。ローエンドでもブランド名が気に入っていると、なんだか、それだけで良い気分。
35)「中古パソコン選びのツボ」p82。中古は嫌いじゃないけど、今回は新品狙い。型落ち程度ならまずまずだが、中古は今回パス。
36)その他、他の情報を含めて、この本の活用はほぼ終わり。あとは、また家電店のパソコンコーナーをウロウロすることにする。
<3>につづく
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