「1968年の世界史」 渡辺眸他
「1968年の世界史」
渡辺眸他 2009/10 藤原書店 単行本 326ページ 渡辺眸関連リスト
No.3726★★★★☆
1)2009年になって発行された本だが、おおよそ40人ほどの人々がそれぞれに40年前の日々を振り返る、という趣向である。当ブログは現在、ひとりのカメラウーマンを追っかけ中なので、他の人々は今回割愛する。
2)この本、あいうえお順ではないし、われらがカメラウーマンは、渡辺だから、というわけでもないのだろうが、最後の頁に登場する。デモのなかで、大島渚と遭遇したことなどが描かれている。
3)68年「10・21国際反戦デー」を機に、スチューデントパワーのうねりに対峙し、友人の縁で東大闘争の撮影に導かれていく、ターニングポイントの季節であった。p326 渡辺眸「わたしの68年」
4)彼女の作品として掲載されているのはこのp324の画像のみ。
5)1968年と言えば忘れもしない、私にとっては初恋の日々である。もの想いに耽り、言葉数少なく、ひたすら部屋にこもることの多くなった季節であった。 田舎の中学三年生にとって、東京の、大学生たちの、政治活動など、ずっとずっと遠い世界のことであった。
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