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2016/08/17

「2015年版間違いだらけのクルマ選び」徳大寺有恒他<3>

<2>からつづく

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「2015年版間違いだらけのクルマ選び」 <3>
徳大寺 有恒(著), 島下 泰久(著) 2014/12 草思社 単行本: 256ページ

1)「2016年版」を読み進めつつ、こちらの「2015年版」も読み直してみた。去年版とはいえ、すでに出版から二年近くが経過して、状況はかなり変わりつつある。長い長い歴史を持つこの「間違いだらけ」シリーズにおける徳大寺氏最後の「遺言」ともいうべき一冊である。

2)私は長い読書歴の中で、だいぶこの方に「洗脳」されていると見えて、いちいちが納得できる内容である。そうそう、そうですよね、とうなづくことが多い。

3)もちろん、私は評論家ではないので、クルマ全般に関心があるわけでもなく、情報を得ようとしているわけでもない。しかしながら、生活の中にクルマが必要であるかぎり、そして、仕事そのものもクルマという存在なしには成立しえない立場にあるかぎり、クルマについての関心興味は数限りない。

4)そして、まずは思うことは、クルマは10年10万キロを乗り切るまで愛せるものに乗るべきだ、という意見に大賛成だ、ということだ。それだけの価値の高いものだし、環境保護の問題から考えても、無駄な資源を飽満に使い散らしてはならない。

5)ということで、なんと今夜の私の大本命は、旧プリウス2温存、というものであった。つまり現在のクルマを直し直して長く乗ろうよ、というものだった。もっとも、6年前にこのクルマを選んだ時、10年10万キロを乗り切れるもの、という選択肢があったのは確かなことだ。そして、それは、おそらく可能でもある。

6)しかし、そうは言いつつ、かつて私のカーライフで10年を超えて乗り継いだクルマは一台しかない。あとは数年、7年、9年という程度だ。時には1年で乗り換えたことだってあった。だから、理想は理想として、時期がくればやはり乗り換えることを考えなくてはならない。

7)この本でもほとんど全ジャンルの車種について述べられているが、私が乗りたいクルマは当然ながら絞られてくる。あちこちに関心は散らばっていくものの、今夜の大本命が旧プリウス2温存であるなら、対抗は、新プリウス4スタンダードでいいのではないか。走る、曲がる、止まる、が基本ならば、あとはあんまり余計なことを考えてもしかたないだろう。

8)しかしあまりに地味な新プリウス4のすっぴんモデルばかり候補にしていたら、そもそも対抗になりえない。やっぱり魅力的なモデルを候補にあげなくてはならない。それができるかどうか。

9)そして、ここまで来るなら、やはり穴馬も、次期プリウス4PHVだ。これはまだ内容が発表になっていないので、現行プリウス3PHVをもうすこし研究する必要がある。プリウス2 VS プリウス4 VS プリウスPHV。なんだか当たり前の結論に向かいつつあるようにも思う。

10)もっとも他にも魅力的な候補は多い。次期リーフ、ゴルフPHV、マツダロードスター、などなど、限りない。しかし、最後に絞るべき、たった一台となると、最後まで残るにはやや弱い候補者たちである。

11)現実的には、実は私は別段に新たなるクルマ選びを急ぐ必要はない。現行マイカーは車検残り1年以上。余裕のタイミングである。場合によってはもう一回車検を通すことも考えている。そうなれば、満々9年乗ることになり、まずは9年9万キロという目標には達成することになる。実は、これが私自身にはもっとも負担が少ない。家族にも決して負担をかけてはいないし、それなりに満足してもらっているのだ。

12)しかしながら、そこまで安心していると、最新のクルマ情報なんて調べる気にならない。耳には新しいクルマの情報は流れてくるだろうが、現実味をともなった情報とはならないだろう。ここは、乗り換える可能性もあるのだぞ、という意気込みのもと、もうすこしクルマ情報を集めてみようじゃないか。

13)せっかくのチャンスだし。

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