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2016/08/19

「2016年版 間違いだらけのクルマ選び」島下泰久<10>

<9>からつづく 

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「2016年版間違いだらけのクルマ選び」
島下 泰久 (著) 2015/12 草思社 単行本(ソフトカバー) 256ページ 目次
★★★★☆

<10>ゴルフという選択肢

1)ゴルフ、それは本当に素晴らしいのか。徳大寺有恒から受け継いだDNAは島下泰久の表現の中にも突出的に表れる。本当か。

2)そこでさっそくVWショップへ出かけ、スタッフと面談。

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3)・アメリカでのディーゼル燃費騒ぎは確かに来店者数の減という形で現れたが、まずまず限定的に収まったとか。
・あのゴルフの形状は、爺さん向きだよね、と突っ込んだところ、ゴルフは、老若男女に愛されています、とひっくり返された。なるほど。
・ポロは小さく安いがおすすめではないと。私も、自分の体に合わせると小さい。
・本来GTEを聞きに行ったのだが、値段がこちらの予算の倍。しかも、それはハイブリッドというよりも、ランニングコストの軽いスポーティカーとの位置づけという。VWのエコ感覚を知るうえでは研究も必要だが、我がマイカーとして選択はできない。
・さてスタンダードなゴルフは、たしかに選択肢としては残る。単純に見積もれば3KKYを超えていくが、最初から含まれているナビや冬タイヤなどのオプションを見直したり、グレードや値引き、下取りを考えた場合、大いに、最後の一台としてありうるだろう。
・しかし、その時、ではなぜにゴルフを選んだのか、ということになる。
・あのスタイルは○である。あの雰囲気、あのたたずまいは○である。あのコンパクトなボディも○である。価格もまあまぁ○である。
・だが、1200CCというエンジン。国産車ではなく、舶来ブランドといういまさらな味付け、そして、エコや電気などに対する配慮は、その程度でいいのか。

4)一日試乗というシステムもあるようだし、期限限定付きではあるが、創立何十年という値引きもある。選択肢としては大いにありうるが、その場合、ライバルも相当多くなる。その価格帯、その性能、その機能から考えれば、最後の最後にゴルフは、本当に残るか? そこんとこは大いに疑問である。

5)クルマという充実性というより、クルマの先進性を求めてしまう私としては、ゴルフの「先進性」を、ある意味、保守性とさえ見る場合さえある。今までのクルマの有り方を磨いていくのか。今までのクルマを「破壊」するのか。

6)もうすこし、今回のわがクルマ探しの旅を続けよう。

<11>につづく

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